アレク・トーマス・ミルズ(Alec Thomas Mills,
1991年11月30日 - )は、
アメリカ合衆国テネシー州クラークスビル出身の
プロ野球選手。
投手として右投右打で、現在はフリーエージェント。
プロ入りからカブス時代
2012年のMLBドラフトで
カンザスシティ・ロイヤルズから22巡目で指名を受けプロ入り。ルーキー級でのデビュー後、A級リーグでのプレーを経て、2015年にはA+級で7勝を記録。同年オフに40人枠入りを果たし、メジャーへの道を切り開きました。
2016年にはメジャーデビューを飾るも、2017年に
シカゴ・カブスへ
トレード移籍。移籍後しばらくはマイナーリーグでの調整が続きましたが、着実に実力をつけ、2019年にはメジャー初勝利を挙げました。
2020年はミルズにとって飛躍の年となります。
先発ローテーションに定着し、9月13日のブルワーズ戦で
ノーヒットノーランを達成。これはカブス球団としては16度目の快挙であり、彼自身わずか15回目の先発
登板での達成でした。この活躍により、
プレイヤー・オブ・ザ・ウィークにも選出され、その名をMLBファンに広く知らしめました。
近年の成績と投球スタイル
2021年には32試合に
登板し、6勝を挙げるなど一定の成績を残しましたが、2022年は不振に苦しみ、オフにFAとなりました。
ミルズの投球スタイルは、193cmの長身から投げ下ろす最速約152.7km/hの速球と、
チェンジアップが持ち味。この2つの球種を組み合わせ、
打者を打ち取るピッチングが特徴です。
レッズ傘下時代
2023年5月18日にレッズとマイナー契約を結び、再起を図りました。
詳細情報
年度別投手成績:2023年度シーズン終了時
年度別守備成績:2023年度シーズン終了時
記録
MLB
ノーヒットノーラン:1回(2020年9月13日、対
ミルウォーキー・ブルワーズ戦)
プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:1回(2020年9月7日 - 9月13日)
背番号
63(2016年)
24(2018年)
30(2019年 - 2022年)