アレックス・アブリネス

アレックス・アブリネス（Álex Abrines、本名：アレハンドロ・アブリネス・レドンド、1993年8月1日 - ）は、スペイン・マジョルカ島パルマ・デ・マジョルカ出身のプロバスケットボール選手です。現在はリーガACBの強豪、FCバルセロナに所属し、シューティングガードとしてチームを牽引しています。

輝かしいキャリア

アブリネスは2010年にリーガACBのCBアクサルキアでプロデビューを果たしました。その後、CBマラガでのプレーを経て、2012年にFCバルセロナへ移籍。バルセロナ加入1年目の2012-13シーズンは、15試合に出場し平均4得点という成績でしたが、その才能は高く評価され、2013年のNBAドラフトでオクラホマシティ・サンダーから32位で指名を受けました。

バルセロナでは、2013-14シーズンにリーグ優勝を経験。また、2015-16シーズンには、リーグの最優秀若手選手賞とユーロリーグのライジングスター賞を受賞するなど、目覚ましい活躍を見せました。

NBAへの挑戦

2016年7月18日、アブリネスはオクラホマシティ・サンダーと3年1700万ドルという大型契約を結び、念願のNBA入りを果たしました。サンダーでは3シーズンに渡ってプレーし、NBAの舞台で貴重な経験を積みました。

バルセロナへの復帰

NBAでの挑戦を経て、2019年にアブリネスは古巣であるFCバルセロナに復帰しました。再びリーガACBの舞台で、その才能を発揮しています。

スペイン代表としての活躍

アブリネスは、スペイン代表としても数々の実績を残しています。2011年のU-18FIBA欧州選手権では、スペイン代表を優勝に導き、自身も大会MVPに選出されました。翌2012年のU-20欧州選手権でも準優勝を経験するなど、若くしてスペイン代表の中心選手として活躍しました。

アブリネスは、その高いシュート力と運動能力、そしてバスケットボールIQの高さを武器に、これからも更なる活躍が期待される選手です。

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