アンコウズ

アンコウズ：日本のお笑いコンビの歩み

概要

アンコウズは、2016年に結成された日本のお笑いコンビで、ライジング・アップに仮所属していました。彼らの活動は、ユニークなスタイルとキャッチコピーに彩られ、2022年7月26日に解散を宣言しました。メンバーはボケ担当のアビコ タツヤと、ツッコミ担当の辻本 まるおの二人です。彼らはWCS（ワタナベコメディスクール）の16期生として活動していました。

メンバー紹介

アビコ タツヤ

• - 本名: 森田 洋平（もりた ようへい）
• - 生年月日: 1988年7月11日（36歳）
• - 出身地: 京都府宇治市
• - 身長/体重: 180cm / 55kg
• - 血液型: A型
• - 趣味: 料理、ルアー釣り
• - 特技: 料理（元調理師）、金管楽器（元吹奏楽部）
• - 資格: 普通自動車免許、調理師免許、食育インストラクター

辻本 まるお

• - 本名: 辻本 拓（つじもと たくみ）
• - 生年月日: 1991年8月2日（33歳）
• - 出身地: 千葉県佐倉市
• - 身長/体重: 160cm / 99kg
• - 血液型: B型
• - 趣味: カフェ巡り、筋トレ、ファッション
• - 特技: ラグビー（高校千葉県選抜）、ヘソが臭い（ユニークな特技）
• - 資格: 普通自動車免許

漫才スタイル

アンコウズの漫才は、主にアビコがテンション高く話を展開し、その流れを辻本がツッコむという形式で進行します。辻本はアビコの発言に対し、職質エピソードや見た目についてのエピソードを引き出し、アビコが一言で応答し、その後に辻本がさらに突っ込むという流れが特徴的です。彼らのキャッチコピーは「深海からの恨み節をご堪能あれ」であり、独自のスタイルを確立していました。

エピソード

辻本は、大学の学園祭でハライチのパフォーマンスを見たことがきっかけで大学を辞め、お笑い芸人を目指しました。彼の旧コンビ「堀江辻本」は、ワタナベコメディスクールの16期生の中で首席で卒業しましたが、アビコの旧コンビ「幻想メイカー」は所属とはなりませんでした。また、辻本は堀江辻本時代に初めてファンとなった女性と長い交際を経て結婚しましたが、その彼女はアビコを苦手としており、アンコウズのライブには参加しなかったというエピソードもあります。

YouTube活動

2020年には、「アンコウズの職質キッチン」というYouTubeチャンネルを設立し、アビコの1Kアパートから料理バラエティを発信しました。このチャンネルでは、アビコが料理を作り、その様子を辻本が撮影・編集を担当するという形で、元プロの技術を活かした高い料理の完成度に注目が集まりました。特に、狭いキッチンから生まれる美味しそうな料理の数々は、彼らの魅力の一つです。

コンテスト参加

2021年9月には、M-1グランプリ1回戦に挑戦し、コマンダンテやアルコ&ピースを抑えてトップに選ばれましたが、二回戦で惜しくも敗退しました。こうした活躍も含め、彼らの存在は多くのファンに覚えてもらうこととなりました。

解散

彼らは2022年7月26日に解散を公式に発表しました。アビコは引き続きライジング・アップに残る一方、辻本は芸人の道を辞め、YouTube作家として新たな道を歩み始めました。彼の新たな活動には、エグスプロージョンやブチギレ氏原などのチャンネルも含まれています。

出演履歴

彼らは多数のテレビ番組に出演し、そのユニークなスタイルで一定の評価を得ていました。特に、内容を充実させた多様なエピソードはファンを楽しませました。主な出演番組には『ウチのガヤがすみません！』（日本テレビ）、『ザワつく！金曜日』（テレビ朝日）、『水曜NEXT!』などが含まれます。彼らのライブも定期的に行われ、特にアビコタツヤが主催した「都市伝説」シリーズは多くのファンを集めました。これらの活動を通じて、彼らのユーモアは多くの人々に親しまれてきました。

まとめ

アンコウズは、その独自のスタイルとユーモアで多くのファンを魅了したコンビでした。彼らの解散は多くの人々にとって残念なニュースではあったものの、それぞれが新たな道で活動を続けている姿には期待が寄せられています。

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