アンサー (GUILTY GEAR)

アンサー (Answer) - GUILTY GEARシリーズに登場するキャラクター

アンサーは、アークシステムワークスによる2D対戦型格闘ゲーム「GUILTY GEARシリーズ」に登場するキャラクターで、声優は関智一が担当しています。彼は架空の国家『東チップ王国』に籍を置く忍者であり、チップ＝ザナフの側近として重要な役割を担っています。

概要と設定

アンサーは、自らを『東チップ王国』の外交官と称することもありますが、実際には国として未認可の存在です。彼はチップに対して絶対的な信頼を寄せており、「お頭」と呼ぶ一方で、彼の無鉄砲な行動には厳しい批判を投げかけることもあります。

彼の外見は、黒いダブルのスーツに赤いマフラー、額にまでレンズのある眼鏡を身につけ、ザンバラ髪を後ろに束ねています。アンサーは他にも、チップから教わった忍術を駆使し、名刺を手裏剣のように使うなど、独特なスタイルを持っています。

もともと貧しい家庭に生まれ、強い精神力と逞しさで厳しい環境を生き抜いた彼は、非常に高い順応性を示します。彼の記憶力は異常で、一度見聞きしたことは完全に記憶する能力を持ち、「人間データベース」とも称されます。そのため、物事を客観的に判断できる生真面目な性格を持つものの、普通の人が見落とすようなディテールを見逃すこともあります。

戦闘スタイルと技

アンサーは戦闘中、法力で作られたホログラフ状の通信機を耳に装着し、取引相手と会話しながら戦うことが特徴的です。ゲームの中では、彼は『SIGN』でチップとともに登場し、後に『REV2』でプレイアブルキャラクターとして登場します。

必殺技

アンサーの技は多彩で、特に『ビジネス忍法・撒火紙』は名刺を足元に投げて攻撃する飛び道具技です。この技は隙が大きいものの、設置後に特殊技へと派生できます。また、『ビジネス忍法・覇権射忍』は変則的な飛び道具技で、分身を使って攻撃します。

移動技の『ビジネス忍法・雲隠れ』は瞬時に移動する能力を持ち、敵の攻撃を回避するのに適しています。加えて、高度な情報解析力を活かした様々な技を駆使することができます。

覚醒必殺技

アンサーには多くの必殺技がある中で、特に『ビジネス奥義・塵芥旋術』はユニークな乱舞技であり、複数の分身を使用して攻撃します。また、一撃必殺技の『口寄せ・大型神陣』は、大蛇を召喚する派手な演出が特徴です。

ストーリーライン

アンサーの物語は「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」で始まります。彼は荒れた生活からチップとの出会いを経て、その力に魅了される過程を描きます。チップの助けとなるため、彼の指導を受け、彼を補佐することで成長していきます。

続編の「GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-」や「REV 2」でも登場し、チップの情報収集を手助けしながら、その活躍を見せます。

ステージとテーマミュージック

アンサーのバトルステージは「Ogre Valley」で、美しい自然が広がる中に、桃太郎の要素が見受けられます。また、彼のテーマ曲「Enough is Enough」は、アーティストChip Z'nuffに由来しています。

アンサーは、独特な外見やキャラクター背景、戦闘技術を持つ魅力的なキャラクターで、GUILTY GEARシリーズにおける重要な存在となっています。

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