アンディ・コリンズ

アンディ・コリンズ：ダンジョンズ&ドラゴンズを彩るゲームデザイナー

アンディ・コリンズは、ファンタジーロールプレイングゲーム、ダンジョンズ&ドラゴンズ（D&D）の数多くの書籍にクレジットされている著名なゲームデザイナーです。彼の生い立ちから、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストでのキャリア、そしてD&Dへの貢献について詳しく見ていきましょう。

生い立ちと教育

アンディ・コリンズはワシントン州オリンピアで育ちました。10歳の誕生日に叔父から初代D&Dのボックスセットをプレゼントされたことが、彼がD&Dの世界に足を踏み入れるきっかけとなりました。当時、彼は他のD&Dプレイヤーを知らず、ゲームボードやコマを使わずにどう遊ぶのか理解するのに苦労しましたが、兄弟や友人と共に9時間も没頭し、昼食と夕食を逃すほど夢中になったと語っています。また、彼はスター・ウォーズシリーズの熱狂的なファンでもあり、劇場で何度もオリジナル映画を鑑賞しました。コリンズは高校、大学時代もゲームを遊び続け、1994年にスタンフォード大学で英文学の学位を取得して卒業しました。

キャリア

コリンズは1996年4月からウィザーズ・オブ・ザ・コーストで働き始めました。当初は組織化されたプレイ部門に所属し、後に研究開発部門に移籍、編集者とデザイナーの役割を兼務しました。彼の最初のプロジェクトは、新しいSFゲーム「Alternity」で、いくつかの製品に携わりました。特に「Dark•Matter」キャンペーン・セッティングで知られています。ウィザーズがこのゲームの開発を中止した後、コリンズはウィザーズ・オブ・ザ・コーストの新しいスター・ウォーズRPGチームの一員となりました。スター・ウォーズRPGの仕事について、コリンズは「ビル・スラヴィセクとの仕事は素晴らしいものでした。私はスター・ウォーズの映画はすべて知っていて、いくつかの本も読んだことがありましたが、彼はスター・ウォーズに関するあらゆることを知り尽くしていました。すべての本、すべての映画、すべてのコミック、すべての資料についてです。『すべて』です。」とコメントしています。長年のゲーマーであり、スター・ウォーズファンでもあるコリンズは、スター・ウォーズRPGの仕事について、「ルー・ゲーリッグの言葉を借りれば、『私は地球上で最も幸運な男だと思っています。なぜなら、私は自分の周りにいる限り多くの素晴らしい人々とこの業界で働くことができているから』です。時々、私はまだホールを歩いているときに自分自身をつままなければなりません。」と述べています。

アンディ・コリンズはまた、雑誌「ドラゴン」のSage Adviceコラムや、後にウィザーズ・オブ・ザ・コーストのウェブサイト上のSage Advice Onlineの執筆者でもありました。さらに、D&D第3.5版の改訂チームの一員であり、D&D第4版のプレイヤーズ・ハンドブックの著者の一人でもあります。

書籍目録（一部）

ダンジョンズ&ドラゴンズ

第3版

戦士大全
竜の書
Epic Level Handbook
Libris Mortis: The Book of Undead
Magic Item Compendium
Unearthed Arcana

第4版

プレイヤーズ・ハンドブック
Gamma World
Gamma World Campaign Setting

Star Wars Roleplaying Game

Star Wars Roleplaying Game
Star Wars Roleplaying Game Revised Edition
Star Wars Gamemaster Screen
Living Force Campaign Guide

メディアへの露出

アンディ・コリンズは、新聞、雑誌記事、ウェブサイト、ポッドキャストなど、様々なメディアに登場しています。

ポッドキャスト

RPG Countdown: Andy appeared on these episodes: 25 March 2009 (Dungeon Delve).

外部リンク

D&D 360, a Dragon article including an essay by Andy Collins.
Celebrity Game Table: Spelling is Everything, an essay by Andy Collins.

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