アントニオ猪木も燃えるパチスロ機

アントニオ猪木も燃えるパチスロ機について

2007年に平和BROSから発売された『アントニオ猪木も燃えるパチスロ機』は、プロレスラー・アントニオ猪木をモデルにしたパチスロ機です。この機種は、猪木をテーマにしたパチスロ機シリーズの5号機版後継機として登場しました。

ゲームの概要

この機種では、前作と同様に「闘魂」がキーワードとして使用されています。ボーナスは4種類あり、それぞれ払い出し枚数とRT（リプレイタイム）のゲーム数が異なります。純増枚数はBIGで最大240枚、REGで最大120枚です。

闘魂BIG: 351枚を超える払い出し+修行RT200G
BIG: 351枚を超える払い出し+修行RT100G
闘魂REG: 171枚を超える払い出し+闘魂挑戦
REG: 171枚を超える払い出し+闘魂挑戦

ベル以外の全ての小役でボーナスの重複当選の可能性があり、特に赤7・ベル・ベルの9枚役は闘魂系ボーナス確定となります。チェリーは約1/3で当選し、ボーナス当選の期待が高まります。

闘魂挑戦とRT

「闘魂挑戦」は8G間のRT高確率状態であり、この間に特殊リプレイ（リプ・リプ・ベル）が当選すると100GのRTに突入します。闘魂REGならほぼ突入が確定し、REGの場合は約33%の確率で突入します。レバーオン時の猪木の声によって、特殊リプレイへの期待度が変化します。

RTは完走型で、1Gあたり約0.6枚のコイン増加が見込めます。RT突入の主な契機はBIG終了後と闘魂挑戦時ですが、通常時でも特殊リプレイを引くことで突入する可能性があります。

RT中は、猪木が世界を巡り、最終的に日本でマスクマンとの対決演出に発展します。RT中に移行するステージは以下の通りです。

闘尻特訓（パンダ師匠）: 中国の滝が舞台。お尻で押し合い、川に落とした方が勝ち
闘音特訓（コウモリ師匠）: ヨーロッパの迷宮が舞台。声や音波をぶつけ合い、吹き飛ばした方が勝ち。猪木が拡声器を使えば勝利しやすい
闘槌特訓（ワニ師匠）: 南米のジャングルが舞台。ハンマーを先に取り、相手を叩いた方が勝ち。最も強い師匠で、豪華なハンマーなら勝利しやすい
闘魂注入（各師匠）: 猪木島が舞台。出会った師匠に闘魂注入できれば奥義習得
ラッキーステージ: 無条件で一つの奥義を習得できる、移行することは少ない

これらのステージをクリアすることで、奥義を習得していきます。奥義は「怒涛のナックル」「アントニオドライバー」「稲妻延髄斬り」「S・アントニオドライバー」「ビッグバン卍固め」の順に習得しますが、順番が崩れるとチャンスとなります。

ゲーム演出

この機種には、さまざまな演出が用意されており、ゲームを盛り上げます。

単独演出

カットイン演出: 卍のカットインから始まり、各演出に発展します。ボーナス期待度は約25%。実写の猪木が登場する演出は激アツです。
等身猪木演出: 特殊リプレイを揃えると100Gの修行RTに突入、ボーナス当選の可能性も示唆します。
道演出: RT中に闘魂BIGか闘魂REGに当選することが条件。猪木が「道」の詩を朗読するプレミア演出です。ボーナス確定となります。
訪問者演出: 記者が訪れる演出から発展し、女性、男性の順に期待度が上がります。男の持ってきたチラシが「ベスト1」ならチャンスです。プレミアでホワイトマスクマンが登場することもあります。
落下演出: 庭に飛び降りる演出。途中で弾き飛ばされるとリプレイ対応ですが、着地後のサイン演出に繋がります。落下中に卍カモメ群やBGM変化などのプレミアパターンがあります。
サイン演出: 男か女にサインをする演出で、小役ナビの役割を持ちます。「俺に続け」から闘魂レスキューなどの連続演出へ発展したり、「チャンス」から「猪木祭り」に発展します。プレミアパターンもあります。
講演演出: 猪木が男か女を張り、その後の連続演出に発展します。
ホームレス演出: セリフによって対応役が示唆されます。「リプレイもある」「チャンスもある」「スイカもある」「何でもできる」といったセリフがあります。
記者会見演出: セリフで対応役を示唆。「ベルが一番」「チャンスが一番」「スイカよ！いたら出て来い」「元気が一番」といったセリフがあります。プレミアパターンも存在します。
シャンデリア演出: シャンデリアの色で小役が告知されます。レインボーカラーならプレミアです。
テレビ演出: 砂嵐や小役ナビが多いですが、プレミアでカラーバーや実写の猪木が登場することも。
猪木像演出: 猪木像が動き、金色に変化すると期待度がアップします。詩を喋る演出や、ルーレットに発展するパターンもあります。
ルーレット演出: 「道」「V」「×」のルーレットが出現。ストップボタン停止毎に「元気ですかー」と言うことがあります。プレミアパターンも存在します。
扉演出: 扉が開き、スケートボード小僧などが登場する演出です。プレミアパターンではスケートボード小僧がジャンプします。
肖像画演出: 3枚の肖像画が割れていき、最後に残った絵が対応役を示唆。3枚とも猪木なら熱いです。プレミアパターンも存在します。

連続演出

いくぞー演出: 猪木シリーズではお馴染みの激アツ演出です。3G目に「ダァー！」と叫べば確定。プレミアで実写パターンがあります。
闘魂ダーツ: レッドマスクマンが回すダーツ目掛けてダーツを飛ばす演出。Vに刺されば確定です。プレミアパターンも存在します。
闘魂ダイブ: 空から的に向かって飛び降りる演出。Vに着地すれば確定です。プレミアで実写猪木カットインがあります。
闘魂救助（レスキュー）: クルーザーを防ぐ演出で、バックドロップを決めれば確定です。プレミアパターンでは実写猪木カットインがあります。
* 巌流島演出: マスクマンとの対決演出。最後の攻撃が延髄斬りなら熱いです。マスクマンを倒せば確定します。復活パターンもあり、プレミアでチアガールが登場します。

マスクマン対決演出

修行RTの14G目から突入し、入場シーン、相手抽選、対決と続き、最終ゲームまで継続します。猪木が覚えている技の数や、相手によって期待度が変化します。3カウントを奪うかギブアップさせればボーナス確定です。

スペック

詳細なスペックについては、各ゲームセンターの情報を参照してください。

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