アントニオ猪木自身がパチスロ機

アントニオ猪木自身がパチスロ機

2003年12月に平和とオリンピアが共同開発し、平和から発売されたパチスロ機です。プロレスラーのアントニオ猪木をモデルとしており、4号機として登場しました。型式名は『アントニオイノキジシンガパチスロキ』で、前作『アントニオ猪木という名のパチスロ機』の後継機にあたります。

概要

前作のゲーム性を基本的に踏襲しており、A-400ATタイプと呼ばれる機種です。ビッグボーナスで約400枚のコインを獲得でき、さらにAT（アシストタイム）である「闘魂チャンス」に突入すれば、大量メダル獲得の期待が高まります。

「闘魂チャンス」は、本機における重要な要素です。また、プレミアム演出として「道」演出が存在します。「道」演出には2種類あり、通常の「道」演出と、アントニオ猪木が詩を朗読する「チャンピオンロード」があります。「チャンピオンロード」は、レギュラーボーナス、ビッグボーナス、闘魂チャンスが1G連で発生するため、大量出玉獲得の大きなチャンスとなります。

本機は、検定時期が他のAT機よりも遅かったため、「現役最後のAT機」と称されることもありました。検定切れとなる2006年11月頃まで設置されていたホールもありましたが、その後姿を消しました。

前作からの主な変更点

ビッグボーナス中のリプレイ外しが、逆押しするだけで可能になりました。
プロレス演出に登場するライバルが増えるなど、液晶演出が大幅に強化されました。
* 「闘魂チャンス」開始時の演出が、「1、2、3、（「闘魂チャンス！」）ダァー」から「1、2、3、ダァー」「闘魂チャンス！」に変更されました。

ペナルティについて

前作同様、通常ゲーム時に左リール以外を最初に停止させるとペナルティとなります（押し順ナビ発生時は除く）。ペナルティ状態になると、その後の3ゲーム間はチャンス目を引いても闘魂チャンスの抽選が行われず、この間にビッグボーナスを引いた場合はボーナス終了後の高確率状態への移行も行われません。

さらに、ペナルティ状態のまま変則打ちを続けると、ビッグボーナス/レギュラーボーナス時のJACゲームでナビが一切表示されなくなったり、レギュラーボーナスで闘魂チャンスを獲得しても5ゲーム単発で終了してしまうといった最悪の事態に陥ります。そのため、いかなる状況でも変則打ちは厳禁です。

リーチ目シールにも「通常ゲーム時は、必ず左リールを最初に止めよう！」という注意書きが記載されています。

ゲーム機

PlayStation 2用ソフトとして『パチスロ闘魂伝承猪木祭～アントニオ猪木という名のパチスロ機～／～アントニオ猪木自身がパチスロ機～』（サクセス、2004年5月）が発売されました。現在は、オンラインゲームサイト『777town.net』でプレイ可能です。

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