KICK THE CAN CREWの
シングル『アンバランス』は、
2002年8月28日にリリースされました。この
シングルは、発売当初、ラジオや音楽チャンネルでPVが公開される際、曲名が伏せられ、アーティスト名も「KTCC?」と表記されるという、ユニークなプロモーション戦略が取られました。
収録曲は以下の通りです。
1. アンバランス
作詞: KICK THE CAN CREW / 作曲: KREVA
PVには、メンバーが出演しない風景映像バージョンと、ライブ映像やオフショットを編集したバージョンの2種類が存在します。2008年8月3日には、活動休止後4年ぶりに「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」で『イツナロウバ』と共に披露されました。
2. サヨナラサヨナラ(イーゼ)feat.CUEZERO
作詞: KICK THE CAN CREW and CUEZERO / 作曲: KREVA
前作『sayonara sayonara』の別バージョンで、
KICK THE CAN CREWの3人の歌詞がオリジナルとは異なります。CUEZEROの歌詞は、彼のアルバム『magic number』に収録されている『sayonara sayonara(Album Edit) feat. CUEZERO』と同じです。LITTLEは、この曲の自分のヴァースで、当時TBS系列で放送されていた人気番組「学校へ行こう!」の人気コーナー「B-RAP HIGH SCHOOL」をDISっています。
3. LIVE at 渋谷クアトロ, 17 JULY.2002(weeklyぴあ 30th anniversary live)THE THEME OF "KICK"~スーパーオリジナル~GOOD TIME!~
ONEWAY~イツナロウバ~sayonara sayonara~マルシェ
30分を超えるライブ音源で、『sayonara sayonara』はDJ SHUHOによる「ビートのみ」の演奏で披露されています。
参加ミュージシャン:
YOSHIRO KANAMORI (bass on #1)
この
シングルは、収録時間の長さも特徴的で、3曲目に30分を超えるライブ音源が収録されているため、
シングルながらアルバム並みのボリュームとなっています。
収録アルバム:
magic number (#1に収録)
BEST ALBUM 2001-2003 (#1に収録)
『アンバランス』は、
KICK THE CAN CREWの音楽的な幅広さと、ライブパフォーマンスの魅力を凝縮した作品と言えるでしょう。特に、ライブ音源は、彼らの熱いステージを追体験できる貴重な音源です。