アンヘロ・プレシアード

アンヘロ・プレシアード：エクアドルを代表する右サイドバック

アンヘロ・スミト・プレシアード・キニョネス（Ángelo Smit Preciado Quiñónez）は、1998年2月18日生まれのエクアドル人サッカー選手です。主に右サイドバックとしてプレーし、現在はチェコ1部リーグの名門、ACスパルタ・プラハに所属しています。また、エクアドル代表としても国際舞台で活躍しています。

クラブキャリア

プレシアードは、アメリカ・デ・キトの下部組織でサッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。その後、2015年にインデペンディエンテ・デル・バジェの下部組織へ移籍し、着実に才能を伸ばしていきました。

2018年、U-20コパ・リベルタドーレスのリーベル・プレート・モンテビデオ戦で、相手選手の暴力行為からチームを守るためにコーナーフラッグを引き抜いたことが話題となりました。この一件は、彼の正義感とチームへの忠誠心を物語るエピソードとして知られています。

同年7月9日、インデペンディエンテ・デル・バジェのトップチームでプロデビューを果たします。すぐにレギュラーの座を掴み、8月25日にはプロ初ゴールを記録するなど、その才能を遺憾なく発揮しました。

2021年1月には、ベルギーのKRCヘンクへ移籍し、ヨーロッパでの挑戦をスタートさせました。ヘンクでは2年半の契約を結び、経験を積みました。

そして2023年9月4日、チェコの強豪ACスパルタ・プラハへ移籍。新たな舞台で更なる飛躍を目指しています。

代表キャリア

プレシアードは、U-20エクアドル代表としても活躍しました。2017年には、2017 FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出され、国際舞台での経験を積みました。

2018年8月30日には、ジャマイカ、グアテマラとの親善試合に臨むエクアドルA代表に初選出されました。この時は出場機会がなかったものの、同年10月12日のカタールとの親善試合で、チームメイトのスティベン・プラサとの交代で途中出場を果たし、A代表デビューを飾りました。

その後、プレシアードはエクアドル代表の主力として定着し、国際Aマッチ35試合に出場（2018年以降）。2022 FIFAワールドカップにも出場し、その実力を世界に示しました。

プレースタイル

プレシアードは、スピードとアジリティに優れた右サイドバックです。積極的な攻撃参加と正確なクロスが持ち味で、チームの攻撃に厚みをもたらします。また、守備においても、献身的なプレーでチームを支えます。対人戦にも強く、相手フォワードを封じ込める能力も持ち合わせています。

まとめ

アンヘロ・プレシアードは、エクアドルを代表する右サイドバックとして、今後の活躍が期待される選手です。ACスパルタ・プラハでの挑戦、そしてエクアドル代表としての更なる飛躍から目が離せません。

もう一度検索