アームストロング (お笑いコンビ)

アームストロングについて

アームストロングは、かつて吉本興業で活動していた日本のお笑いコンビであり、特にユニークなスタイルの漫才やコントで知られていました。彼らは東京NSCの6期生としてスタートし、略称を「アーム」として親しまれていました。以前は「シベリアンハスキー」というコンビ名で活動していましたが、同郷の芸人ワッキーの提案で現在の名前に改名されました。2014年4月13日のライブをもってコンビを解散しました。

メンバーについて

アームストロングは2人のメンバーで構成されていました。1人目は栗山直人（ボケ担当）で、1981年8月4日生まれの北海道旭川市出身です。栗山は解散後、「くり」という芸名でタレントやパチスロライターとして活動しています。身長170cm、体重70kgのO型で、解散後もバラエティ番組を中心に活躍しています。

もう1人は安村昇剛（ツッコミ担当）で、1982年3月15日生まれの同じく北海道旭川市出身です。彼は旭川実業高等学校を卒業後、ピン芸人「とにかく明るい安村」として活動しています。身長177cm、体重90kgのB型で、彼もソロで多くのメディアに出演し続けています。

概要と活動の経緯

栗山と安村は幼稚園時代からの友人で、中学校の頃にお笑いの道を志すことを約束しました。北海道には吉本興業の札幌事務所がありましたが、実際に行ってみるとその規模が小さかったため、東京のNSCへ進むことを決意しました。彼らは「元祖一発屋」というパフォーマンスグループのメンバーとしても知られています。

アームストロングは2007年に『オロナミンCキモチスイッチCMバトル2007』で宮城県代表として優勝し、賞金やCM出演権を獲得しました。また、東京NSC6期生の同士で「ロッキー」というライブを展開し、3年間経験を積みました。2010年にはNHK新人演芸大賞の演芸部門で大賞を受賞し、東京吉本初の快挙を遂げました。

芸風と特徴

アームストロングは、主に漫才やコントの両方を行っていました。彼らのネタは主にボケとツッコミが明確に分かれていないスタイルで進行され、お互いに自然に役割を交互に交換することが多かったです。漫才では、栗山が安村に強烈なツッコミをしつつも、時折優しく触れるようなコミカルなやり取りが観客を楽しませました。コントは独自のゆるい雰囲気に包まれ、観客を飽きさせない工夫が施されていました。

また、彼らの定番のボケでは、栗山が誰かに喧嘩を売ろうとする際、安村が冷静に引き止めるダイナミックなシーンも特徴的でした。観客とのインタラクションが多く、ライブを通じて常に新しい試みを行う姿勢が評価されていました。

賞レース成績と主な出演

アームストロングは、M-1グランプリや爆笑オンエアバトルなど複数の賞レースにも参加し、多くの成果を上げてきました。2007年のCMバトル優勝を皮切りに、2010年にはNHK新人演芸大賞で大賞を獲得しました。テレビ番組への出演も多く、爆笑オンエアバトルやお笑いDynamite!、エンタの神様などでその名を轟かせました。

また、彼らは映画や劇場での活動も行い、多岐にわたるジャンルで活躍しました。解散後も、メンバーはそれぞれのスタイルで大いに活動を続けています。

結論

アームストロングは、そのユニークなスタイルで多くのお笑いファンに愛されてきたコンビでした。解散後も、それぞれの道で頑張る彼らの姿は、多くの人々に感動を与え続けています。

もう一度検索