イゴール・ブダン

イゴール・ブダンは、1980年4月22日クロアチアリエカで生まれた元サッカー選手です。現役時代のポジションはフォワードでした。

クラブでの経歴

ブダンは1999年にACヴェネツィアでプロとしてのキャリアをスタートさせました。その後、主にイタリアの地方クラブでプレーし、ストライカーとして活躍しました。2006-07シーズンには、パレルモでセリエA13ゴールを記録しています。

2007-08シーズン終了後、当時所属していたパルマFCがセリエBに降格したため、共同保有されていたパレルモに復帰。ユヴェントスFCへ移籍したアマウリの穴を埋める役割を担いました。パレルモでは、その得点能力を遺憾なく発揮し、チームの攻撃を牽引しました。

2010-11シーズンは、ACチェゼーナへレンタル移籍。新たな環境で挑戦しましたが、2013年1月には再びレンタル移籍で、かつて在籍したアタランタBCへ加入。アタランタでは7年ぶりのプレーとなりました。アタランタではベテランとしての経験を生かし、チームに貢献しました。

2013年6月、ブダンは現役引退を発表し、古巣であるパレルモのスポーティング・ディレクターに就任しました。引退後は、クラブの運営に携わり、新たなキャリアをスタートさせました。

代表での経歴

ブダンは、アンダー世代のクロアチア代表を経験し、1999年のFIFAワールドユース選手権にも出場しました。2007年にはクロアチアA代表デビューを果たし、翌年のEURO 2008にも出場。しかし、EURO 2008以降は代表から遠ざかっています。

所属クラブ

HNKリエカ (1997-1999)
ACヴェネツィア (1999-2002)
エンポリFC (2000-2001) (loan)
→ ACベリンツォーナ (2001) (loan)
USチッタ・ディ・パレルモ (2002-2003)
→ SSCヴェネツィア (2002) (loan)
→ ACアンコーナ (2003) (loan)
アタランタBC (2003-2006)
→ アスコリ・カルチョ (2006) (loan)
パルマFC (2006-2008)
USチッタ・ディ・パレルモ (2008-2013)
→ ACチェゼーナ (2010-2011) (loan)
* → アタランタBC (2013) (loan)

ブダンは、イタリアの舞台で長く活躍したストライカーであり、クロアチア代表としても国際舞台を経験しました。引退後はスポーティング・ディレクターとして、サッカー界に貢献しています。

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