イタリア語講座は、
NHKラジオ第2放送にて放送されていた海外語学プログラムの一つです。この講座は主に週6日、各20分の放送で構成されていました。月曜から木曜までは初心者向け、金曜と土曜は応用編という形で、それぞれ異なる内容を楽しむことができました。ただし、2008年の春に行われた再編成により、放送時間が短縮され、講座は同年の3月で幕を閉じました。
再放送として設けられた「アンコール
イタリア語講座」は、2010年3月まで放送されていましたが、その後に続くプログラムとして「
まいにちイタリア語」がスタートし、さらに「アンコール
まいにちイタリア語」への移行が行われました。
放送時間
「アンコール
イタリア語講座」は、月曜日から土曜日の11:20から11:40までの時間帯に放送されていました。
主要講師陣
イタリア語講座には、数々の専門家や講師が関わっていました。ここでは、いくつかの年度別にその講師陣や内容を見ていきます。
2009年度
入門編
- - 芝田高太郎(慶應義塾大学講師) : 初級会話を通して、ヴェネツィア語学留学の挑戦をテーマに指導。
応用編
- - 松浦弘明(多摩美術大学准教授) : イタリアのルネサンス期の名画を聞き取る内容。
- - 中矢慎子(国立音楽大学講師) : 中級文法の理解を深めるために手紙を使用した学習法。
2008年度
入門編
- - 高田和文(ローマ日本文化会館館長) : 基礎から学ぶステップ100の導入。
応用編
- - 鈴木マリア・アルフォンサ(東京大学講師) : ビジネスシーンで使えるイタリア語を学ぶ。
2007年度
入門編
応用編
- - 近藤直樹(京都外国語大学専任講師) : イタリア喜劇を楽しみつつ学習。
テキスト連載
この講座では、テキストも定期的に連載されており、テーマは多岐にわたりました。たとえば、2007年度には「私のお国自慢」や「アリアで学ぶ
イタリア語」といった興味深い題材が展開されており、リスナーに新たな視点での
イタリア語教育を提供していました。
まとめ
イタリア語講座は、単なる言語学習の枠を超え、文化や音楽、ビジネスなどさまざまな側面を含んだプログラムでした。多くの講師陣による多彩なアプローチで、リスナーは楽しく、効果的に
イタリア語を学ぶことができたのです。今でも、その理念を引き継ぐ形で新たな語学講座が展開されています。