イトヲカシ

イトヲカシ：音楽ユニットの軌跡

イトヲカシは、伊東歌詞太郎（ボーカル）と宮田“レフティ”リョウ（ベース/ギター/キーボード）による2人組の音楽ユニットです。avex traxに所属し、メディアへの露出を控えていたため、彼らの素顔はライブでのみ見ることができました。惜しまれつつも2018年以降は活動を休止し、現在はそれぞれのソロ活動に注力しています。

結成から活動休止まで

伊東歌詞太郎と宮田“レフティ”リョウは中学校の同級生で、初めて組んだバンドのメンバー同士でした。卒業後、それぞれ別の音楽活動を経て再会し、互いに培ってきた音楽性を融合させるべく、2012年にイトヲカシを結成しました。

自主制作でミニアルバムをリリースした後、2013年に行った全国路上ライブツアーでは、東京・大阪・名古屋を除く31箇所で12,000人以上を動員し、その人気を不動のものとしました。

4年間の準備期間を経て、2016年からはイトヲカシとしての活動を本格化。初の全国流通盤ミニアルバム「捲土重来」をリリースし、オリコンウィークリー5位を獲得。初の全国ライブハウスツアーも全会場即完売となるなど、目覚ましい活躍を見せました。

その後も、TVアニメのエンディングテーマを担当したり、主催フェスを開催するなど精力的に活動。しかし、2017年に伊東歌詞太郎が声帯結節により一時活動休止を発表。翌年には復帰したものの、イトヲカシとしての活動は再開されることはありませんでした。

2018年には新曲がスマートフォン向けゲームのテーマソングに決定しましたが、公式サイトや公式Twitterの更新が停止し、事実上の活動停止状態となりました。公式な休止や解散のアナウンスはなく、現在もそれぞれのソロ活動が続いています。

音楽性

イトヲカシの音楽は、日本語を大切にした歌詞、美しいメロディ、そして力強い歌声が特徴です。その楽曲は聴く人の琴線に触れ、深く心に響きます。バンド活動と並行して、インターネット上での音楽発信、楽曲提供、プロデュースワーク、サポートミュージシャンなど、多岐にわたる活動を展開。動画サイトでの総再生数は2,500万回を超え、Twitterのフォロワー数は合わせて55万人以上を記録しています。

ライブ活動への想い

動画サイトを中心に活動する中で、「本当にみんなに歌が届いているのだろうか？感謝の気持ちが届けられているのだろうか？」という想いが芽生え、ライブ活動を積極的に展開。特に都市圏以外の、ライブに足を運びにくい地域に住む人々へ直接歌を届けたいという強い想いから、全国路上ライブツアーを実施しました。

路上ライブに対する想いは、楽曲『やくそく』にも込められています。また、海外でも路上ライブツアーを敢行し、シンガポールのフェスティバルにも出演するなど、グローバルな活動も展開しました。

現在とこれから

イトヲカシとしての活動は休止していますが、伊東歌詞太郎と宮田“レフティ”リョウは、それぞれのソロ活動を通じて音楽への情熱を燃やし続けています。彼らの今後の活躍から目が離せません。

関連リンク
イトヲカシ OFFICIAL WEBSITE
伊東歌詞太郎 OFFICIAL Web Site
* 宮田“レフティ”リョウ公式サイトのURL'>宮田“レフティ”リョウ OFFICIA WEDSITE

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