イロトリドリ ノ セカイ

イロトリドリ ノ セカイ

「イロトリドリ ノ セカイ」は、日本のロックバンドJUDY AND MARYの16枚目のシングルであり、TAKUYAのソロプロジェクトROBOTSの5枚目のシングルでもあります。このシングルは1998年9月9日にエピックレコーズからリリースされました。

特徴的なタイトル表記

正式タイトルは「イロトリドリ ノ セカイ」ですが、両バージョンのジャケットデザインでは「ノ」の前後のスペースがない「イロトリドリノセカイ」と記載されています。特にROBOTS版は、「イ」という文字が小さく、独特な「ィロトリドリノセカィ」という表記が使われています。これにより、視覚的にも印象深い作品となっています。

同時発売の背景

JUDY AND MARY版とROBOTS版は同時にリリースされ、互いに競い合う形で市場に登場しました。両作品のジャケットは連動しており、視覚的な一貫性を持っています。さらに、ROBOTSは「ALCHEMIST」と同時にリリースされており、両者の音楽スタイルが際立つ一日となりました。

音楽的な内容

JUDY AND MARY版は、アルバム『POP LIFE』からのシングルカットであるため、アルバムのファンにとっても楽しみな作品です。また、ROBOTS版に関しては2008年5月の時点では未収録の曲となっています。

このシングルの特色として、JUDY AND MARYの楽曲の中で唯一、TAKUYAの単独作詞・作曲による作品である点が挙げられます。ただし、歌の冒頭と終わりの部分に関してはYUKIによる歌詞が用いられているため、共同の創作が感じられる楽曲となっています。

売上と人気

ROBOTS版に関しては「コイビト」に次ぐ商業的成功を収めており、この二つのバージョンは音楽ファンの間で話題になりました。特に、JUDY AND MARYのファンからは、その歌詞やメロディの独創性が高く評価されました。

収録内容

収録曲は両版共通で、以下のようになります。
1. イロトリドリ ノ セカイ (5:53)
2. イロトリドリ ノ セカイ (Backing Track) (5:52)

あらゆる楽曲が、TAKUYAの手によって作詩・作曲されており、編曲は各グループによって異なります。JUDY AND MARY盤ではJUDY AND MARYが編曲を担当し、ROBOTS盤ではTAKUYA自らが編曲を行いました。

カバー作品

この楽曲は2008年にBank Bandによってカバーされ、アルバム『沿志奏逢2』に収録されています。これにより、オリジナルの魅力が新たな形で再解釈され、多くのリスナーに届けられました。

「イロトリドリ ノ セカイ」はその独自のタイトルと音楽的な深みから多くの音楽ファンに愛され続けています。

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