インパルス (お笑いコンビ)

インパルス

インパルスは、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビです。メンバーは板倉俊之（いたくら としゆき）と堤下敦（つつみした あつし）の2人で、1998年に結成されました。コンビ名の由来は、堤下が結成当初に乗っていたオートバイ「スズキ・GSX400インパルス」から来ていると言われています。

メンバー紹介

板倉 俊之

板倉俊之は1978年1月30日生まれ、46歳です。彼はボケを担当し、時にはツッコミも行います。出身地は兵庫県宝塚市ですが、埼玉県志木市で育ちました。血液型はB型で、身長168cm、体重48kg。コンビ活動に加え、ソロとしても活動を行っています。

堤下 敦

堤下敦は1977年9月9日生まれ、47歳です。彼はツッコミを担当し、時折ボケもすることがあります。神奈川県横浜市出身で、血液型はRhマイナスのB型。身長174cm、体重80kgです。

活動歴と成功

インパルスは、NSC東京校の4期生で1998年にコンビを結成後、『爆笑オンエアバトル』や『エンタの神様』などの番組に出演し、その名を知られるようになりました。2005年にはレギュラー番組『はねるのトびら』がゴールデンタイムに進出し、彼らの人気は一気に高まりました。現在では、両メンバーが個々にも活動することが多いです。

特に印象的なのは、彼らの歌唱力です。『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』では準決勝に進出したこともあります。また、彼らは『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア』においても、初回から100万円を獲得するなど、数々の実績を残しています。さらに、2009年のキングオブコントでは見事に決勝進出を果たし、その演技力を証明しました。

芸風と代表的なネタ

インパルスの芸風は主にコントですが、まれに漫才も行います。基本的なスタイルは、板倉が奇妙なキャラクターを演じ、堤下がそれに対してツッコミを入れる形です。しかし、近年は演技重視のコントも増えてきており、自由な形式での表現が見られます。

代表的なネタ

1. ヨハン・リーベルト：板倉が演じるキャラクターがトラブルを起こし、堤下がその素性を問い詰める設定。
2. 女心：板倉が暗い過去を持つ女性を演じ、堤下が振り回されるコント。
3. インターネット自殺：自殺を決意した二人が、意外な出来事に翻弄されるネタ。
4. 悪魔祓い：悪霊から取りつかれた娘に対する神父の困惑を描くコント。

これらのネタは、ユーモア溢れる表現と鋭いツッコミのバランスが絶妙で、観客を笑わせる要素が詰まっています。

コンビの変遷と今

2016年には一部報道で解散の噂が流れましたが、両メンバーともにそれを否定しました。しかし、2017年には堤下が自動車事故を起こし、その後謹慎処分を受けた影響で再び解散の噂が浮上しました。堤下の謹慎が解除された後、2018年にはコンビでの活動を再開し、再びネタを披露しました。

インパルスはその独特なスタイルとキャラクターで、多くのファンから支持されています。これからも彼らの活動から目が離せません。

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