ウィンターフェル (ゲーム・オブ・スローンズのエピソード)

ウィンターフェル

『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン8の第1話「ウィンターフェル」は、デヴィッド・ナッターが監督し、デイブ・ヒルが脚本を手掛けたエピソードです。物語は、迫りくる〈死者の軍団〉という脅威を前に、ウィンターフェルに集結した主要人物たちの動向を中心に展開します。

デナーリス・ターガリエンとジョン・スノウは、ドラゴン、〈穢れなき軍団〉、ドスラクの軍勢を率いてウィンターフェルに入城。ティリオン、グレイ・ワーム、ミッサンデイ、ヴァリス、ダヴォス、ジョラー、ハウンド、ジェンドリーらも同行します。スターク家の子供たちは再会を果たしますが、北部の諸侯とサンサは、デナーリスへの警戒心を露わにし、ジョンが〈北の王〉の称号を放棄したことに不満を抱いています。彼らは、サーセイが約束した援軍にも不信感を抱いています。

ジョンは、〈死者の軍団〉の脅威に対応するため、北部諸侯と〈壁〉の〈冥夜の守人〉にウィンターフェルへの避難を指示。少年城主のネッド・アンバーには、馬と馬車を貸し与え、民を連れてくるよう命じます。ティリオン、ダヴォス、ヴァリスは、ジョンとデナーリスの政治的立場について議論を交わし、ジョンはデナーリスと共に初めてドラゴンに乗り空を飛びます。アリアはハウンドとジェンドリーとの再会を果たし、ジェンドリーに特殊な武器の製作を依頼。グローヴァー公はウィンターフェルには来ず、〈深林の小丘城〉に留まるとの知らせが入ります。デナーリスはジョラーと共に、サムに会い、彼の父と弟を処刑した事実を伝えます。一方、サムはブランから幻視を通じてジョンの出自を知り、ジョンがレイガー・ターガリエンとリアナ・スタークの息子であり、真の王位継承者であることを伝えます。物語の終盤では、ジェイミーがウィンターフェルに到着し、かつて突き落としたブランと再会します。

キングズランディング

キングズランディングでは、ユーロン・グレイジョイの艦隊が、ハリー・ストリックランド率いる〈黄金兵団〉2万人を連れて到着。しかし、象は連れてきていません。ユーロンがサーセイと一夜を共にする間、シオン・グレイジョイが捕らえられていた姉のヤーラを救出します。ヤーラは鉄諸島へ戻り、シオンはウィンターフェルへ向かいます。サーセイの命により、クァイバーンはブロンにジェイミーとティリオンの暗殺を依頼します。

〈最後の炉端城〉

トアマンド、ベリック、エディソンは、〈死者の軍団〉に襲撃された〈最後の炉端城〉に到着。ネッド・アンバーが〈亡者〉と化しているのを発見し、焼却します。

製作

脚本は、原作者であるジョージ・R・R・マーティンとの協議に基づき、未発表の原作『冬の狂風』と『A Dream of Spring』を参考に作成されました。

評判

「ウィンターフェル」は、アメリカで1180万人が視聴し、シリーズで2番目に高い視聴者数を記録。ストリーミングサービスを含めると、同夜の視聴者数は1740万人に達しました。

外部リンク

スター・チャンネル 『ゲーム・オブ・スローンズ』ページ
ワーナー・ブラザース DVD&Blu-ray 『ゲーム・オブ・スローンズ』ページ
Official U.S. website HBO
"Winterfell" at HBO.com
* "ウィンターフェル" - インターネット・ムービー・データベース （英語）

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