ウェザーニュースLiVE

ウェザーニュースLiVEとSOLiVE24：24時間生放送気象情報チャンネルの歴史

ウェザーニュースLiVEは、ウェザーニューズ（WNI）が2018年4月16日に開始した、気象情報専門の24時間ライブストリーミングチャンネルです。高画質映像と最新の気象情報をリアルタイムで提供しており、インターネット、モバイルアプリ、一部地上波・BS・CS放送でも視聴可能です。

本記事では、ウェザーニュースLiVEの前身であるSOLiVE24（2009年4月27日～2018年4月15日放送）についても詳しく解説します。SOLiVE24は、幕張テクノガーデン内のスタジオから放送され、視聴者参加型のコンテンツや異常気象時の速報体制が特徴でした。

SOLiVE24：視聴者参加型気象情報番組

SOLiVE24は、2009年4月27日に放送開始。当初は「SOLiVE」ゾーン（気象解説中心）と「ソラマド」ゾーン（バラエティ企画中心）で構成され、平日は24時間完全生放送でした。その後、2010年4月5日からは番組名が「SOLiVE」に統一され、24時間完全生放送となりました。

番組内容は、視聴者から寄せられたウェザーリポート（画像・動画を含む）、全国各地のライブカメラ映像、最新の気象情報、予報などが中心でした。異常気象や地震発生時には、速報体制に移行し、現地からの生中継なども行っていました。ただし、北朝鮮のミサイル発射など、自然災害以外の緊急事態には速報体制は取られていませんでした。

SOLiVE24は、30分単位の番組フォーマットを採用。当初は初音ミクをBGMに用いていましたが、2010年4月5日からはNash Music Libraryに変更されました。2017年11月1日の改編以降は、バラエティ企画は控えめになりました。

SOLiVE24の配信プラットフォーム

SOLiVE24は、多様なプラットフォームで配信されていました。

インターネット: ウェザーニューズのウェブサイト、独自の視聴アプリ「ソラマド」
モバイル: 携帯電話、スマートフォンアプリ
地上波・BS・CS: 一部時間帯でサイマル放送（三重テレビ放送、BSフジ、BSよしもとなど）

「ソラマド」アプリは、チャット機能「ソラチャット」、アンケート機能「ソラボタン」、高画質モードなどの機能を搭載していました。2021年1月12日にサポート終了となりました。

SOLiVE24の視聴者参加型コンテンツ

SOLiVE24は、視聴者参加型のコンテンツが豊富でした。「ソラチャット」でのコメントは番組内で紹介され、「ソラボタン」によるアンケート機能も人気でした。これらの視聴者参加型コンテンツは、番組の人気と認知度向上に大きく貢献しました。

YouTubeでの配信も2010年から開始されましたが、初期は技術的な問題により配信停止が何度も発生しました。2014年11月10日からはYouTube Liveでの生配信を開始。その後、TikTok、Rチャンネルなど、配信プラットフォームを拡大しました。

ウェザーニュースLiVE：リニューアルと更なる進化

2018年4月16日、SOLiVE24は「ウェザーニュースLiVE」にリニューアル。気象解説中心の番組構成となり、キャスター出演時間帯は基本的にグローバルセンター内の特設スタジオから放送されています。

2019年7月8日と2022年8月18日にスタジオを大幅リニューアル。設備の充実とBGMの刷新が行われ、視聴体験の向上を図っています。

ウェザーニュースLiVEの視聴方法

ウェザーニュースLiVEは、SOLiVE24と同様に多様な方法で視聴できます。

インターネット: ウェザーニューズのウェブサイト
モバイル: スマートフォンアプリ
地上波・BS・CS: 一部時間帯でサイマル放送
* YouTube Live、TikTok、Rチャンネルなど: 複数のプラットフォームでライブ配信

ウェザーニュースLiVEの特色

ウェザーニュースLiVEは、最新の気象情報に加え、視聴者参加型コンテンツ、地上波放送との連携、そして多様な配信プラットフォームによって、気象情報番組としての地位を確立しています。YouTubeチャンネルの登録者数は100万人を突破するなど、高い人気を誇ります。

まとめ

ウェザーニュースLiVEとSOLiVE24は、長年にわたって視聴者から愛されてきた24時間生放送の気象情報番組です。視聴者参加型コンテンツや災害時の速報体制、そして多様な配信プラットフォームによって、常に進化を続け、人々の生活に役立つ情報を提供し続けています。

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