ウォヴィチ

ウォヴィチ（Łowicz）

ウォヴィチは、ポーランドのウッチ県に位置する都市です。人口は約3万人で、近隣都市としては、東に約75キロのワルシャワ、南西に約50キロのウッジがあります。

歴史

現在は小規模な都市ですが、かつてはポーランド・リトアニア連合王国の副都として重要な役割を果たしました。その名残として、街には大規模な大聖堂が設けられています。

しかし、17世紀半ばにはスウェーデンとの戦争によって街の多くが破壊され、大きな被害を受けました。その後、1793年の第二次ポーランド分割によってプロイセン領に併合されます。

ワルシャワ公国の統治を経て、ウィーン体制以降はロシアの支配下に置かれました。第一次世界大戦を経てポーランドが独立を果たすと、ウォヴィチはポーランド領に属することになりました。

現在

現在は、食品加工業が主な産業となっています。歴史的な背景を持つ街並みと、現代的な産業が共存する都市です。

地理

ウッチ県に位置し、ワルシャワとウッジという二つの主要都市に近いことから、交通の便も比較的良いと言えます。

観光

かつての副都としての歴史を物語る大聖堂など、歴史的な建造物を見ることができます。また、周辺地域には自然豊かな風景が広がっており、観光地としての魅力も秘めています。

外部リンク

公式ウェブサイト

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