ウルグアイの国章

ウルグアイの国章は、1829年3月19日の法律によって初めて採用された、国の象徴です。楕円形を基調とし、四つの均等な区画に分割されたデザインが特徴的です。

国章の上部には、金色の「五月の太陽」が輝いています。これは、ウルグアイという国家の隆盛と未来への希望を象徴するものです。楕円の周囲は、平和への願いを表す2本のオリーブの枝で飾られ、枝の下部は青いリボンで結ばれています。

四つの区画には、それぞれ異なるシンボルが配置されています。

上部左: 青色の背景に、平等と正義を象徴する天秤が描かれています。
上部右: 銀色の背景に、モンテビデオの丘と頂上の要塞が描かれています。これは、国の力強さを表しています。
下部左: 銀色の背景に、自由の象徴である跳ね馬が描かれています。
下部右: 青色の背景に、豊穣を象徴する牛が描かれています。

これらの要素が組み合わさることで、ウルグアイの国章は、国の歴史、理念、そして豊かな自然を象徴する、奥深い意味を持つデザインとなっています。

国章に込められた意味

五月の太陽: 国家の隆盛、未来への希望
オリーブの枝: 平和への願い
天秤: 平等、正義
モンテビデオの丘: 力強さ
跳ね馬: 自由
牛: 豊穣

国章は、ウルグアイ国民にとって、自らのアイデンティティと誇りを象徴する大切な存在です。様々な公的機関や公式文書、貨幣などに用いられ、国民の目に触れる機会も多く、愛されています。

関連事項

国章の一覧
ウルグアイの国旗

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