ウルヴァリン・アンド・ジ・X-メン

ウルヴァリン・アンド・ジ・X-メン

『ウルヴァリン・アンド・ジ・X-メン』（Wolverine and the X-Men）は、マーベルコミック『X-メン』を原作とするアメリカ合衆国のテレビアニメシリーズです。
『X-メン』のアニメ化としては4作目にあたり、過去のシリーズとは世界観を共有しない、独立した作品となっています。

あらすじ

物語は、X-メンの本拠地であるエックスマンションの爆発事件から幕を開けます。この事件により、テレパス能力を持つプロフェッサーXとジーン・グレイが行方不明となってしまいます。

X-メンはリーダーを失い、事実上解散状態に。サイクロップスは深い喪失感から立ち直ることができません。そんな中、ミュータント対策機関MRD（Mutant Response Division）がミュータントの拘束を開始し、情勢は悪化の一途を辿ります。

事態を重く見たウルヴァリンとビーストは、再びX-メンを再結成することを決意します。アイスマン、シャドウキャット、フォージといった旧メンバーに加え、エンジェルの協力によりエックスマンションも再建。

エマ・フロストの協力により、昏睡状態のプロフェッサーXがジェノーシャでマグニートーの保護下にあることが判明します。X-メンはプロフェッサーXを救出すべく、ジェノーシャへと向かいます。

プロフェッサーXは、20年後の未来からテレパシーでX-メンに交信し、人類とミュータントの戦争によって世界がセンチネルに支配されるという悲惨な未来を警告します。そして、その未来を回避するために、ウルヴァリンを新たなリーダーに指名します。

シーズン2（制作中止）

シーズン1のスタッフによるシーズン2の制作も予定されていましたが、2010年に中止が発表されました。
シーズン2では、エイジ・オブ・アポカリプスに焦点を当てた物語が展開される予定でした。

登場キャラクター

X-メン：ウルヴァリン、サイクロップス、ジーン・グレイ、ストーム、ビースト、アイスマン、シャドウキャット、ローグ、エンジェル、コロッサスなど
ブラザーフッド・オブ・ミュータント：マグニートー、ミスティーク、セイバートゥース、ジャガーノート、ピエトロ・マキシモフなど
アコライツ
マローダーズ
ウェポンX
ヘルファイアクラブ
未来のX-メン
MRD/Project: Wideawake
その他のミュータント
その他のキャラクター

スタッフ

エグゼクティブ・プロデューサー：スタン・リー、エリック・S・ロールマン
監督、キャラクターデザインアシスタント：Steven E Gordon
ボイスディレクター：Jamie Simone
脚本：グレッグ・ジョンソン、クレイグ・カイル

制作と放送

シリーズは2007年4月に制作準備が開始され、2009年1月23日にアメリカ合衆国のニックトゥーンネットワークで放送が開始されました。

イギリスではBBC2で2008年8月2日に第一話が初公開される予定でしたが、CBBCチャンネル2009年1月4日まで延期されました。

カナダではYTVで2008年9月6日より、テレトゥーンでも2009年1月11日に放送が開始されました。

評価

ニックトゥーンネットワークでの初回放送は、ネットワーク史上最高の視聴率を獲得しました。

DVDリリース

アメリカでは2009年4月に最初の3話分を収録したDVDが発売されました。

外部リンク

Wolverine and the X-Men@ Nicktoons
ウルヴァリン・アンド・ジ・X-メン - IMDb（英語）

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