ウンナンタイム

ウンナンタイム（UNNAN TIME）

概要

ウンナンタイムは、2004年10月8日から2007年3月29日までTBSラジオで放送されたラジオ番組であり、ウッチャンナンチャンの内村光良と南原清隆がパーソナリティを務めました。この番組は、関東ローカルからスタートし、後に6局ネット、最終的には11局ネットへと拡大。多彩なコーナーやフリートークが聴取者を魅了しました。

放送時間の変遷

最初は毎週金曜日の21:00から22:00に放送され、2005年4月からは土曜日の23:00から24:00に移動。その後、2006年10月には再び木曜日の21:00に戻りました。

番組の特徴

番組の特徴は、ウッチャンナンチャンのふたりが異なるコーナーごとにトークを展開するスタイル。特にオープニングでは、毎回同じ質問に対し二人が答えるという恒例の形式がありました。聴取率調査週間には、リスナーからテーマを募集し自由にトークを行うことが多く、リスナー参加型の要素が強調されました。

番組の初期はフリートークスペシャルが多く、後期には名曲ソングのコーナーも設けられ、毎週異なる名曲についてのトークが展開されました。

内容の詳細

通常放送では、内村の結婚生活や南原の子育てに関わる話題が主なトーク内容でした。他にも、彼らの仕事やプライベートにまつわるエピソード—例えば内村が出演した『ピーナッツ』や南原が関わった大河ドラマ『義経』の撮影に関する秘話—が頻繁に披露され、聴取者は親近感を抱くことができました。また、南原の共演者をモチーフにしたコーナーも話題を呼びました。

コーナーの紹介

ウンナンタイムには多くのユニークなコーナーが存在しました。その一例として、南原が中尾彬に扮し、質問を募集する「中尾アキラッチの全部ぶちまけちまえ！」や、同じく南原が藤岡弘に扮した「藤岡ヒロシっちの切捨て御免」があります。これらのコーナーは、リスナーが送った質問に対し、それぞれのキャラクターがユーモアあふれる返答をする形式で進行されました。

「名曲ソング」は特に人気が高く、毎回二人が思い入れのある曲をプレイし、その曲について語り合うコーナーでした。この時、内村が浜村淳のモノマネで解説を交えることもしばしばありました。試聴者は、自分のおすすめの曲についての語りを楽しむことができました。

ラジオの歴史とエンディング曲

この番組は、ウッチャンナンチャンが約9年半ぶりに担当したラジオにあたります。また、エンディング曲は、放送開始当初はHi-STANDARDによる「My First Kiss」が使用されていましたが、放送時間が土曜日に移動して以降は、The Flaming Lipsの「Race for the Prize」が採用されました。

番組の終了とその後

2007年3月までの放送をもって、ウンナンタイムは終了しました。番組終了時には、ウッチャンナンチャンのレギュラー番組はこのラジオのみとなり、彼らのコンビとしての活動においても特別な意味を持つ番組であったと言えるでしょう。特に、ハイテンションなトークと豊富なコーナー展開は、多くのリスナーに親しまれました。

まとめ

ウンナンタイムは、ウッチャンナンチャンの魅力が存分に詰まったラジオ番組でした。彼らのユーモアと親しみやすさ、そして多彩なコーナーがリスナーを惹きつけ、思い出深い番組となっています。

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