エウクリデス・ベタンコート

エウクリデス・A・ベタンコート（Euclides A. Bethancourt）は、1981年11月23日パナマ共和国サン・カルロス出身の元プロ野球選手です。右投右打の投手として活躍しました。

経歴

1999年にアマチュアFAとしてタンパベイ・デビルレイズと契約し、ベネズエラン・サマーリーグでプロとしてのキャリアをスタートさせました。2000年には、ルーキー級アパラチアンリーグのプリンストン・レイズで13試合に登板（うち先発11試合）。1勝5敗、防御率7.33という成績を残しました。MLBの舞台を経験することなく、マイナーリーグでの試合出場はこの年が最後となりました。

その後は、パナマ代表として数多くの国際試合に出場し、国の代表として活躍しました。2005年からは、パナマ国内リーグのリーガ・プロフェシオナル・デ・ベイスボル・デ・パナマ（LPBP）で17シーズンに渡りクローザーとしてプレーし、リーグの歴史に名を刻みました。リーグ歴代1位となる54セーブの記録を打ち立て、2021年シーズンをもって現役を引退しました。

代表歴

ベタンコートは、パナマ代表として以下の国際大会に出場しました。

第36回IBAFワールドカップ（2005年）
第16回パンアメリカン競技大会（2011年）
第3回ワールド・ベースボール・クラシック予選（2012年）
第17回ボリバリアンゲームズ（2013年）
第4回ワールド・ベースボール・クラシック予選（2016年）
第23回中央アメリカ・カリブ海競技大会（2018年）

国際舞台での経験も豊富で、パナマの野球界に貢献しました。

ベタンコートは、MLBでのプレー経験はありませんが、パナマ国内リーグで圧倒的な実績を残した名クローザーとして記憶されています。国際大会でもパナマ代表として活躍し、その実力と経験は高く評価されています。引退後も、パナマの野球界に貢献していくことが期待されています。

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