エグザモン

エグザモン

エグザモンは、バンダイのモンスター育成玩具「デジタルモンスター」シリーズに登場する、竜型デジモンの頂点に立つ究極体デジモンです。ロイヤルナイツの一員であり、「竜帝」の異名を持ちます。

概要

エグザモンは、デジタルモンスターカードゲームαで初登場しました。スレイヤードラモンとブレイクドラモンとのジョグレス進化体と言われていますが、カードによってはウイングドラモンとグラウンドラモンの究極体と表記されているものもあり、情報が錯綜しています。スレイヤードラモン、ブレイクドラモン共に進化元はドラコモンです。

ドラコモン→コアドラモン(青)→ウイングドラモン→スレイヤードラモン
ドラコモン→コアドラモン(緑)→グラウンドラモン→ブレイクドラモン

種族としてのエグザモン

ロイヤルナイツに所属しながらも、すべての竜型デジモンの頂点に立つ存在であるエグザモンは、「竜帝」と呼ばれています。しかし、四大竜との関係は不明です。エグザモンのデータ質量は非常に大きく、従来のデジタル機器では描画が困難でしたが、最新のデジタルシステムによってその存在が明らかになりました。

クロンデジゾイドで構成された4枚の巨大な翼「カレドヴールフ」は、独自の意思を持ち、飛翔のための翼、または身を守る盾として機能します。また、手に持つ巨大ランス「アンブロジウス」には、様々な効果を持つウイルスが仕込まれた特殊弾が装填されており、中・遠距離攻撃や、敵に突き立ててゼロ距離からウイルス弾を撃ち込むなど、多彩な攻撃が可能です。

X抗体を取り込んだ形態では、翼は小さくなりますが、聖騎士型のデータが引き出され、鎧や兜を身に着けた騎士のような姿に変化します。その身体からは、竜型と聖騎士型のパワーが溢れ、「ドラゴニックプラズマ」と呼ばれるエネルギーを生み出します。このドラゴニックプラズマから12本の「雷剣ブレイラガハ」が出現し、敵を攻撃します。アンブロジウスは「究極戦竜槍アンブロジウス」というエネルギーを纏った両刃状の武器となり、アンブロジウス自体の意思で敵の強さに合わせてエネルギー解放量を変化させます。

基本データ

世代: 究極体
タイプ: 聖騎士型
属性: データ
必殺技: アヴァロンズゲート、ペンドラゴンズグローリー、ドラゴニックインパクト、ペンドラゴンスパークル（X抗体時）
装備: カレドヴールフ、アンブロジウス、雷剣ブレイラガハ（X抗体時）
所属: ロイヤルナイツ

必殺技

アヴァロンズゲート: アンブロジウスを敵に突き刺し、全ての特殊弾を炸裂させ、内部から敵を破壊・消滅させます。
ペンドラゴンズグローリー: 大気圏外まで急上昇し、アンブロジウスから高出力のレーザー射撃を行います。
ドラゴニックインパクト: 大気圏外から急降下し、大気との摩擦熱を帯びた状態で体当たりします。衝撃波を伴うため、広範囲の敵を掃討することも可能です。
ペンドラゴンスパークル (X抗体時): 全解放した究極戦竜槍アンブロジウスで敵を突き、ドラゴニックプラズマから大雷撃を落とす必殺技です。どんな敵も耐えることはできません。

関連種・亜種・その他

チンロンモン
ホーリードラモン
ゴッドドラモン
メギドラモン
スレイヤードラモン
ブレイクドラモン

登場人物としてのエグザモン

デジモンクロスウォーズ

デジメモリに封印された伝説のデジモンとして登場します。声優は神奈延年が担当しました。

デジモンストーリー サイバースルゥース

声優は半田裕典が担当しましたが、本編では咆哮以外の台詞はありません。とてつもない巨体を誇りますが、イーターに侵食され暴走状態にあります。圧倒的な戦闘能力を有しますが、活動には膨大なエネルギーが必要です。ロードナイトモンはイーターと同化していることを利用してエネルギー供給と制御を同時に行っています。

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