エコーズオブパンドラ

『エコーズ オブ パンドラ』は、成都金角網絡科技有限公司が開発したスマートフォン向けゲームアプリです。日本ではEyedentity Games Japanによって運営され、2020年5月28日にサービスが開始されましたが、2021年3月31日に惜しまれつつもサービスを終了しました。基本プレイ無料のアイテム課金制で、キャッチコピーは「これは兵器と少女〈パンドラ〉の物語」でした。

ゲーム概要

本作は「SFバトルシューティング」というジャンルに分類され、3Dで描かれたフリースクロールのフィールドを舞台に、プレイヤーはユニットを操作して敵を殲滅していくゲームです。開発当初は『鋼鉄幻想』という仮題で発表され、2018年のChinaJoyで注目を集めました。その後、中国でのクローズドβテストを経て、2020年2月には日本での先行リリースが決定。同年2月21日から28日にかけてAndroid限定のクローズドβテストを実施し、4月28日に事前登録を開始、5月28日に正式リリースとなりました。

また、本作は同じ開発会社が手掛けた『最終戦艦withラブリーガールズ』（原題『艦姫』）から、一部の艦船擬人化キャラクターがスターシステムとして再登場している点も特徴です。これにより、過去作のファンも楽しめる要素が盛り込まれていました。

世界観

ゲームの舞台は、20世紀の歴史改変を目論む時空犯罪組織「SPHINX」が存在する世界です。プレイヤーは、時系列安全司令部「TLSC」の指揮官として、この「SPHINX」の野望を阻止するために戦います。プレイヤーが率いるのは、戦車などの近代兵器を美少女に擬人化した「パンドラ」と呼ばれるユニットたちです。

「パンドラ」には、TLSC直属の隊長機であるヴェロニカ、ライン、アリタの3名に加え、各国の近代兵器を擬人化した約120種類（サービス開始時点）のユニットが存在します。部隊は6名で編成され、様々な組み合わせによる戦略的なバトルが楽しめます。登場する兵器は戦車や歩兵が中心ですが、軍用機や艦船も一部存在し、バラエティ豊かなユニット構成が可能です。

登場キャラクター

隊長機

22世紀に「SPHINX」に対抗するために組織されたTLSC直属のパンドラたちです。

ヴェロニカ （声 - 高橋李依）
ライン （声 - 渕上舞）
アリタ （声 - 大橋彩香）

その他の人物

カノン：戦場カメラマン。日本版のTwitterアカウントに起用されていました。

関連情報

本作は、「萌え擬人化」というジャンルの作品として捉えることもできます。魅力的なキャラクターデザインと、近代兵器をモチーフとした設定が、多くのファンを魅了しました。

外部リンク

エコーズ オブ パンドラ -Echoes of Pandra-
エコーズオブパンドラ (@Pandora_staff) - X（旧Twitter）
エコーズオブパンドラ - App Store
エコーズオブパンドラ - Google Play

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