エズリ・コンサ

エズリ・コンサ・ンゴヨについて

エズリ・コンサ・ンゴヨ（Ezri Konsa Ngoyo、1997年10月23日生まれ）は、イングランド・ロンドン・ニューアム区で生まれたプロサッカー選手であり、現在プレミアリーグのアストン・ヴィラに所属しています。彼のポジションはディフェンダー（DF）で、イングランド代表チームでもプレーしています。

来歴

コンサは11歳の時にチャールトン・アスレティックFCのユースアカデミーに入団し、サッカーキャリアのスタートを切りました。2015年11月11日にはトップチームに昇格し、プロ契約を結びました。プロとしてのデビューは2015年11月19日のEFLチャンピオンシップのバーンリーFC戦で、その試合から間もなくして、彼は本格的な選手としての道を歩み始めました。しかし、2015-16シーズンにはチャールトンが22位に終わり、EFLリーグ1に降格する結果となりました。

その後、コンサは引き続きチャールトンでのプレーを続け、2017-18シーズンにはチームが3位でリーグを終えEFLチャンピオンシップに復帰する手助けをしました。2018年6月には、同じくロンドンに本拠地を持つブレントフォードFCと3年間の契約を結びました。このシーズンでは42試合に出場し、特に2019年6月9日に行われたプレストン・ノースエンドFC戦でプロ初ゴールを記録しました。

その後、2019年7月にはアストン・ヴィラFCへの移籍が発表され、彼の新たな挑戦が始まりました。

代表経歴

エズリ・コンサは2015年以降、イングランドのユース世代の代表に選ばれ続けました。2019年にはイタリアで開催されたUEFA U-21欧州選手権に出場しています。2023年11月にはUEFAユーロ2024予選に臨むイングランド代表に初めて招集されましたが、マルタ戦と北マケドニア戦の2試合では出場する機会がありませんでした。その後、2024年3月23日にウェンブリー・スタジアムで行われた国際親善試合のブラジル戦において、前半20分から途中出場し、自身の代表デビューを果たしました。

人物

エズリ・コンサの父親はコンゴ民主共和国出身、母親はアンゴラからの移民です。興味深いことに、母親が生まれた当時、アンゴラはポルトガルの植民地であったため、コンサは将来的にポルトガル代表としてプレーする可能性も秘めていると言えます。

エズリ・コンサは、その独自のバックグラウンドを持ちながら、高い技術力と守備力を誇る選手として、引き続き彼のキャリアを成長させていくことでしょう。

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