エド・デイビス

エド・デイビス：リバウンドを制するベテランセンター

エドワード・デイビス（Edward Adam Davis、1989年6月5日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはセンター。

学生時代とNBA入り

バージニア州のハノーバー高校からベネディクティン高校へ転校。2008年にはマクドナルド・オール・アメリカン・ゲームズに選出され、バージニア州の「Mr.バスケットボール」にも輝きました。その後、ノースカロライナ大学ターヒールズで2シーズンプレーし、2010年のNBAドラフトにアーリーエントリーを決意します。

NBAキャリア

トロント・ラプターズ

2010年のNBAドラフトでトロント・ラプターズから全体13位指名を受け、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。ルーキーシーズン中にDリーグのエリー・ベイホークスへアサインされるも、すぐにラプターズに復帰。ワシントン・ウィザーズ戦でNBAデビューを飾り、11得点6リバウンド2ブロックを記録しました。2011年4月6日のニューヨーク・ニックス戦では、キャリアハイとなる22得点をマークしています。

メンフィス・グリズリーズ

2013年1月30日、3チーム間のトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍。しかし、2014年6月30日にグリズリーズからクオリファイング・オファーを受けられず、制限なしフリーエージェントとなりました。

ロサンゼルス・レイカーズ

2014年7月23日、名門ロサンゼルス・レイカーズと契約を結び、新たな挑戦をスタートさせます。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

2015年6月9日、ポートランド・トレイルブレイザーズと3年2,000万ドルの契約を締結。2015年11月21日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では、17得点15リバウンドを記録し、そのうち10本がオフェンスリバウンドでした。これは、グレッグ・オデン以来となる記録です。ベンチからの出場がメインながら、高いFG成功率を誇り、ゴール下で確かな存在感を示しました。2017年3月には左肩を負傷し、シーズン残りの試合を欠場しています。

ブルックリン・ネッツ、ユタ・ジャズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、クリーブランド・キャバリアーズ

その後、2018年7月23日にブルックリン・ネッツ、2019年7月20日にユタ・ジャズ、2020年11月22日にミネソタ・ティンバーウルブズ、2021年10月13日にクリーブランド・キャバリアーズと、様々なチームを渡り歩き、ベテランとしての経験をチームに還元しました。

プレースタイル

エド・デイビスは、リバウンド、特にオフェンスリバウンドに優れた選手として知られています。ゴール下での競り合いに強く、チームにセカンドチャンスをもたらすプレーは、大きな魅力です。

家族

父親は、ダラス・マーベリックスなどで活躍した元NBA選手のテリー・デイビスです。

レギュラーシーズンとプレイオフの個人成績

(省略)

外部リンク

* basketball-reference.com Ed Davis （英語）

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