『エブリバディー』は、
2008年3月19日に発売されたTUT-1026の記念すべきデビュー
アルバムです。この
アルバムは、彼らの音楽的な多様性と、幅広いリスナー層へのアピールを目指した意欲作と言えるでしょう。
この
アルバムは、TUT-1026の音楽キャリアのスタート地点を示す重要な作品です。
ハドソンから発売された
Wii用ソフト『DECA SPORTA
Wiiでスポーツ"10"種目!』の主題歌である「エブリバディー N.A.T.O. Remix」を筆頭に、様々なタイアップ曲が収録されています。これらの楽曲は、ゲームやテレビ番組を通じて多くの人々に親しまれ、TUT-1026の名前を広めるのに大きく貢献しました。
収録曲について
アルバムには、全10曲が収録されており、それぞれの楽曲が異なる魅力を持っています。以下に、各曲の詳細と、その特徴を解説します。
1.
エブリバディー N.A.T.O. Remix
TUT-1026が作詞・作曲を手掛けたこの曲は、
Wii用ソフトの主題歌としてだけでなく、メ〜テレ「ラブちぇん」のエンディングテーマ、TOKYO FMのブランニューソングにも選ばれました。中毒性のあるメロディーと、キャッチーな歌詞が特徴です。
2.
FALL IN LOVE WITH AT FIRST SIGHT
この楽曲は、TBS「
オビラジR」のエンディングテーマとして使用されました。MR.FUZZとTUT-1026が共同で作曲を手掛けており、軽快なリズムと甘い歌詞が魅力です。
3.
毎年365以上の思い出
リトルワールドのCMイメージソングとして起用されたこの曲は、NAOTO MAEDAとTUT-1026が作曲を担当。爽やかなメロディーが、聴く人の心を明るくします。
4.
LEAVE ME ALONE
MR.FUZZとTUT-1026が作曲したこの曲は、少し切ない歌詞とメロディアスなサウンドが特徴です。
5.
LET ME FEEL YOUR 体
こちらもMR.FUZZとTUT-1026が作曲。ダンスミュージックのようなビートが特徴で、ライブでの盛り上がりが期待できる一曲です。
6.
UNLIMITED
NAOTO MAEDAとTUT-1026が作曲。力強いサウンドと、前向きなメッセージが込められた楽曲です。
7.
ONE LAST REQUEST
NAOTO MAEDAとTUT-1026が作曲を担当。バラード調のメロディーが、聴く人の心を揺さぶります。
8.
tomodachi
MR.FUZZとTUT-1026が作曲。友情をテーマにしたこの曲は、温かいメロディーが特徴です。
9.
夢旅 feat MICRO from HOME MADE 家族 appears courtesy of Ki/oon Records Inc.
HOME MADE 家族のMICROをフィーチャリングしたこの曲は、TUT-1026とMICROが共同で作詞・作曲。ラップとメロディーが融合した、聴き応えのある一曲です。
10.
笑顔
日本テレビ系列「カミングアウトバラエティ!
秘密のケンミンSHOW」のエンディングテーマに起用されたこの曲は、NAOTO MAEDAとTUT-1026が作曲。明るく、希望に満ちたサウンドが特徴です。
スタッフ
この
アルバムの制作には、多くの才能ある人々が関わっています。レコーディングエンジニアの関保(XING)や岡本正雄(SWING)、石関香(SWING)に加え、プロデューサーには湯布賢一(HUDSON)、サウンドプロデューサーには岡本正雄(SWING)など、各分野のプロフェッショナルが名を連ねています。ボーカルレコーディングには、関保、岡本正雄に加え、藤田直士(sunrise music)も参加。また、山田亜希がコーラスを務め、DJ永遠がスクラッチを担当するなど、楽曲を彩る多くのアーティストの貢献も忘れてはなりません。マネージャーは橋爪慎一(GION SOUND TECHNIQUES)が担当し、メディアプロデューサーは北浦康文(avex Planning & Development)が務めるなど、多岐にわたるスタッフがこの
アルバムを支えました。さらに、ダンサーやスタイリスト、フォトグラファー、ヘアメイク、デザイナーなど、クリエイティブな面でも多くのスタッフが参加しています。
まとめ
『エブリバディー』は、TUT-1026のデビュー
アルバムとして、彼らの音楽的な多様性とポテンシャルを示す作品です。様々なジャンルの楽曲を収録しており、聴く人々に様々な感情を抱かせる力を持っています。この
アルバムは、TUT-1026の音楽の原点を知る上で欠かせない一枚と言えるでしょう。