エメット・ブロックスキー

エメット・ブロックスキー



エメット・ブロックスキーは、レゴ®︎ ムービーの主人公であり、レゴ®︎ ムービー・フランチャイズのマスコット的存在です。

人物



第一作の脚本によると、エメットは22歳。もし受け入れられれば、第二作では27歳になり、生年月日は1992年となります。これは、おしごと大王がスポバンを盗んだ時、エメットは約13.5歳だったことを意味し、エメットが8年半後に奇跡のパーツを見つけたことになります。

性格



エメットは基本的に友好的で、陽気で無邪気、甘く楽観的な性格の持ち主です。彼はただ自分の仕事をしようとしている一市民に過ぎません。しかし、簡単に怯えて混乱してしまう一面も持ち合わせています。

作品中史



レゴ®︎ ムービー



エメットは、ブロック・シティの町で他の建設作業員と共に平凡な毎日を送っていました。ある日、フード付きの少女に一目惚れしますが、彼女は逃げてしまいます。エメットは彼女を追いかけ謝罪しようとしますが、長い穴に落ちて奇跡のパーツに出会います。その後、バッド・コップに捕らえられ、奇跡のパーツの入手先について尋問されます。エメットは自分が無実であることを伝えようとしますが、誰にも相手にされず悲嘆に暮れます。

バッド・コップはエメットを溶解室に連れて行くように命じますが、ワイルドガールによって救出されます。ワイルドガールはエメットが創造的でないことに不満を感じながらも、ウィトルウィウスに会うためにカンティーナバーへ行くよう指示します。ウィトルウィウスはエメットを訓練しようとしますが、ノタロボットと大量のデピュトロンが襲撃してきます。なんとか逃げ延びたエメットたちは、バットマンと合流します。

その後、エメットたちは「雲の上の楽園」に到着し、ユニキャットに導かれてマスタービルダーが集まる「パピーコート」へ。エメットは自分が「彼らを導くのに最も資格のない人間だ」と告げ、マスタービルダーたちは怒って解散してしまいます。その直後、ロボット船の大群に襲われ、エメットたちは逃亡を余儀なくされます。脱出後、ロボヒゲに救出され、ブラック社へ向かいます。エメットは、おしごと大王がスパボンを使用するのを阻止するための複雑な計画を立案します。

おしごと大王を阻止する過程で、ワイルドガールは本名が「ルーシー」であることを明かし、エメットは「それはいい名前だ」と褒めます。しかし、エメットたちはバッド・コップとそのドローンに捕らえられ、計画は失敗に終わります。エメットたちが「アイデアタンク」に投獄されそうになったその時、ウィトルウィウスがドローンを圧倒しますが、おしごと大王に斬首されてしまいます。

エメットはアイデアタンクに接続された爆発性のバッテリーに縛られ、おしごと大王はカッターのでエメットから奇跡のパーツを切り取り、それを無の世界に投げ込みます。エメットは自分の命を犠牲にして無の世界に飛び込み、全てのマスタービルダーを救い、解放します。

エメットは現実世界にたどり着きますが、フィンという男の子に迎えられ、奇跡のパーツを持ってレゴ®︎ ワールドに送り返されます。自信を取り戻したエメットは、建設現場にあった建設ツールから巨大なメカロボットを作り、マイクロボットと戦います。なんとかおしごと大王の邪悪な隠れ家にたどり着き、ロボットたちと戦いますが、足をおしごと大王に接着剤で固定されてしまいます。

その後、エメットは秘密兵器を発動させ、おしごと大王に彼の邪悪な行いを悔い改める機会を与えます。おしごと大王は心を入れ替え、エメットと友達になります。エメットはヒーローとして宣言され、ルーシーはバットマンの祝福を受けてエメットのガールフレンドになります。

しかし、戦いの後、デュプロブロックで作られたエイリアンが現れ、全てを破壊する計画を発表します。

レゴ®︎ ムービー 2



デュプロエイリアンが登場すると、仲間たちは再び戦う準備をしますが、エメットはこれを止め、エイリアンと対話しようとします。しかし、ルーシーがハンマーでエイリアンを叩くと、エイリアンは大声で叫び、ブロック・シティを攻撃し始めます。

デュプロ事件で都市が「アポカリプスバーグ」と名付けられてから5年後、エメットは変化の影響を受けず、ルーシーの忠告にもかかわらず、全てが素晴らしいと信じている唯一の人間です。成長することを約束する一方で、流れ星を見て、それが他の惑星からの宇宙船であることを知り、皆に伝えようとします。

エイリアンは「スウィート・メイヘム将軍」と名乗り、ルーシーとその仲間たち(バットマン、ロボヒゲ、ユニキャット、ベニー)を彼の船に連れ去ります。エメットは彼らを救うために宇宙へと飛び出し、「シスター星雲」へと向かいます。

途中で、「レックス・デンジャーベスト」という名の冒険家に出会い、仲間たちを救出します。レックスとの協力で仲間たちを救い出し、ルーシーと再会を果たしますが、ルーシーはレックスに会った時のようには喜びません。

3人は他の者を洗脳しているポップ・ミュージックを止めさせる計画を立て、エメットはバットマンとわがまま女王の結婚式を阻止するために神殿に置かれた「レセプションケーキ」を破壊しようとします。計画実行前、レックスは彼に自分のベストを譲り、エメットはレックスの本当の姿を知らずに感謝します。

ルーシーはデュプロエイリアンの真意を知り、エメットが神殿を破壊するのを阻止しようとしますが、エメットは「昔のルーシーならそんなことは言わなかっただろう」と冷たく言い放ち、ルーシーが洗脳されていると信じて神殿を破壊します。その結果、レゴ®︎ ワールドに穴が開き、エメットは仲間を救えなかったことに混乱し、デュプロエイリアンたちが平和を求めているだけだったことに気づきます。その後、エメットはレックスに連れ去られ、レックスは正体を明かします。

エメットが立ち去ろうとすると、レックスは彼が存在し続けるために、現実世界の乾燥機の下にエメットを送ろうとします。しかし、レックスとの対決を決意。レックスのようにならないことを決意したエメットの元へルーシーが駆けつけ、再会を果たします。ルーシーはレックスを騙してかわいいハートを殴り、爆発を引き起こし、タイムマシンを破壊し、レックスは敗北します。

レックスはエメットの運命を受け入れ、常に明るくあるように伝え、消滅します。レックスの死後、エメットとルーシーは互いに謝罪し、「特別な親友」であることを誓います。

レゴ®︎ ワールドは、アポカリプスバーグと平和な「ハーモニー星雲」と呼ばれるシスター星雲のミッシュマッシュへと変貌します。エメットはルーシーと共に家を再建します。驚いたことに、ルーシーは「Everything is Awesome」のオリジナルアーティストの一人だったことが明かされます。

関連キャラクター



ルーシー / ワイルドガール



親友でありガールフレンド。おしごと大王からレゴ®︎ の世界を救うためにエメットを助けたマスタービルダーの一人。おしごと大王は、スパボンと呼ばれる強力な遺物を使って全てを固定しようとしていました。彼女の本名は後に「ルーシー」であることが判明します。第一作の終わりに、ルーシーはエメットのガールフレンドになり、二人は手をつないでいます。

第二作では、デュプロエイリアン事件を生き延び、共に暮らし、ユニキャットをペットの猫として迎え入れます。レックスの死後、二人は互いに謝罪し、「特別な親友」であることを誓います。

バットマン



もう一人の親友。当初、バットマンはエメットを「マスタービルダーよりも普通の人」と見ていたため、気が合いませんでしたが、エメットがヒーロー、マスタービルダーになった後、二人は親友になります。

ユニキャット



親友として誰だったペットの猫を縁組します。

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