エリキ・ナシメント・デ・リマについて
エリキ・ナシメント・デ・リマ、通称エリキは、
1994年7月18日に
ブラジル・
パラー州で生まれた
プロサッカー選手です。現在、Jリーグの
FC町田ゼルビアに所属しており、ポジションはフォワードです。彼は2023年の
J2リーグでの活躍が評価され、最優秀選手であるMVPを受賞しました。
クラブ歴
エリキは2004年、わずか10歳で
ゴイアスECのジュニアチームに入団し、順調に成長を遂げました。2013年にコパ・サンパウロ・ジ・フチボウ・ジュニオールでの活躍が注目を集め、その年の3月にはトップチームに昇格しました。コパ・サンパウロでの功績が評価され、2016年12月までの契約を結んだ彼は、直ちに
カンピオナート・ゴイアーノで選手初出場を果たします。
2014年にはプロ初得点を記録し、その後も順調に得点を重ね、同年には全国選手権で12得点をあげ、ルーキー賞を受賞しました。最終的に、
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは26試合に出場し、10得点を記録しました。
2015年12月、
スュペル・リグの
フェネルバフチェSKからの注目を受けて、エリキは
SEパルメイラスに加入しました。この移籍は、彼の所有権60%が300万ユーロで購入される形で行われました。彼の初出場は
カンピオナート・パウリスタで、控え選手としてのスタートとなりましたが、その後の5月には
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでも初出場し、6月には初得点を挙げました。
2019年には
横浜F・マリノスに期限付きで移籍し、名古屋グランパス戦ではアクロバティックなバイシクルシュートで来日初ゴールを記録。このプレーは目を引くもので、海外メディアからも高い評価を受けました。シーズン終了時にはリーグ戦で12試合8得点の成果を残し、チームの15年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。2020年も再び
横浜F・マリノスに残留し、リーグ戦で13得点を挙げました。
長春亜泰
2021年2月、エリキは中国スーパーリーグの長春亜泰に完全移籍します。このチームでは、26試合に出場し8得点9アシストを記録するなど、活躍を見せました。
2023年
1月1日、エリキはJ2の
FC町田ゼルビアに完全移籍しました。ここでの活躍により、彼は30試合で18得点を挙げ、チームのJ1昇格に寄与しました。この成績をもって、彼は
J2リーグMVPやベストイレブンに選出されています。2024年には第11節で復帰を果たしました。
代表歴
エリキは2013年にU-20代表としてトゥーロン国際大会に出場し、アフリカのナイジェリアとの試合で得点しています。また、2015年にはU-23代表に選ばれ、パラグアイ戦での初出場を果たしました。
タイトル
クラブ
代表
個人
エリキは今なお成長を続け、多くのファンに愛される選手です。