エリック・グティエレス

エリック・ガブリエル・グティエレス・ガラビス（Érick Gabriel Gutiérrez Galaviz、1995年6月15日生まれ）は、メキシコ・シナロア州出身のプロサッカー選手です。現在はCDグアダラハラに所属し、MFとして活躍しています。メキシコ代表としても国際舞台で活躍しています。

クラブでのキャリア

グティエレスは12歳の時にCFパチューカに加入し、当初は右サイドバックとしてプレーしていましたが、後にミッドフィルダーに転向しました。2013年10月26日、クルス・アスル戦でプロデビューを果たし、ルイス・フェルナンド・テナ監督の下、2013-14シーズンは10試合以上に出場しました。2014-15シーズンの開幕戦でもスタメン出場を飾っています。2015年2月7日、デポルティーボ・トルーカFC戦でリーグ戦初得点を記録。20歳という若さでクラブのキャプテンに任命され、リーグ戦70試合以上に出場しました。

2018年8月30日、PSVアイントホーフェンがCFパチューカとの間でグティエレスの移籍について合意に達したと発表。メディカルチェックをクリア後、正式に5年契約を結びました。2021-22シーズンのKNVBカップ決勝ではゴールを挙げ、優勝に大きく貢献しました。

2023年7月2日、CDグアダラハラへ移籍。

代表でのキャリア

グティエレスは、U-20メキシコ代表としてCONCACAF U-20選手権2015に出場。初戦のU-20キューバ代表戦ではキャプテンとして出場し、9-1で勝利しました。同大会では全4試合でキャプテンを務め、チームを優勝に導き、2015 FIFA U-20ワールドカップの出場権を獲得しました。しかし、FIFA U-20ワールドカップ本大会ではグループリーグ敗退という結果に終わりました。

リオデジャネイロオリンピック予選では、ラウル・グティエレス監督によってU-23メキシコ代表に召集され、本大会のメンバーにも選出。8月7日のグループリーグ第2戦、フィジー戦では4得点を挙げる活躍を見せました。

A代表としては、2015 CONCACAFゴールドカップに向けた暫定登録メンバーに選ばれましたが、最終登録メンバーからは外れました。2016年2月、フレンドリーマッチのセネガル戦で初キャップを記録。2018年には、2018 FIFAワールドカップに出場するメキシコ代表に選出されました。

2022年にもW杯に出場。

タイトル

パチューカ
リーガMXクラウスーラ: 1回 (2016)
CONCACAFチャンピオンズリーグ: 1回 (2016–17)

PSV
KNVBカップ: 2回 (2021-22, 2022-23)
ヨハン・クライフ・スハール: 1回 (2022)

U-20メキシコ代表
CONCACAF U-20選手権: 1回 (2015)

個人
リーガMXベストイレブン: 1回 (クラウスーラ2016)

エリック・グティエレスは、クラブと代表の両方で数々のタイトルを獲得し、メキシコサッカー界を代表する選手の一人として、今後の活躍が期待されています。

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