エリック・スワンソン

エリック・スワンソン：MLBの舞台で躍動する右腕

エリック・スワンソン（Erik Swanson）は、1993年9月4日生まれ、アメリカ合衆国オハイオ州出身のプロ野球選手です。現在はトロント・ブルージェイズに所属し、右投右打の投手として活躍しています。愛称は"スワニー・ポップス"。

プロ入りと下積み時代

2014年のMLBドラフトで、テキサス・レンジャーズから8巡目（全体246位）で指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。傘下のA-級スポケーン・インディアンスでプロデビューを果たし、その後、着実にステップアップ。

2015年には、ルーキー級からAAA級まで、4つの異なる階級のチームでプレー。合計10試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率2.35という安定した成績を残しました。しかし、2016年はA級ヒッコリーでのプレーにとどまり、さらなる飛躍を目指すことになります。

ヤンキース傘下時代

2016年8月、トレード期限最終日に、カルロス・ベルトランとの交換トレードで、ディロン・テイト、ニック・グリーンと共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍。ヤンキース傘下では、A級チャールストン・リバードッグスでプレーしました。

この年、2球団合計で24試合に登板（うち先発17試合）し、6勝5敗1セーブ、防御率3.46、93奪三振を記録。2017年にはA+級タンパ・ヤンキースで20試合に先発し、7勝3敗、防御率3.95、84奪三振と、着実に成長を続けました。

2018年は、A-級からAAA級まで、再び複数の階級でプレー。3球団合計で24試合（うち先発22試合）に登板し、8勝2敗、防御率2.66、139奪三振という素晴らしい成績を収めました。

マリナーズ時代

2018年11月、ジェームズ・パクストンとのトレードで、ジャスティス・シェフィールド、ドム・トンプソン＝ウイリアムズと共にシアトル・マリナーズへ移籍。ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、直ちに40人枠入りを果たしました。

2019年はAAA級タコマ・レイニアーズで開幕を迎え、4月7日にメジャー初昇格。4月11日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、ついにメジャーデビューを果たしました。

ブルージェイズ時代

2022年11月、テオスカー・ヘルナンデスとのトレードで、アダム・マッコと共にトロント・ブルージェイズへ移籍。新たなチームで、さらなる活躍を目指しています。

プレースタイル

エリック・スワンソンは、最速150km/hを超える速球と、多彩な変化球を織り交ぜる本格派右腕です。制球力も高く、安定した投球が持ち味。リリーフとして、試合の流れを変える重要な役割を担うことが期待されます。

今後の活躍に期待

数々のチームを渡り歩き、着実に力をつけてきたエリック・スワンソン。ブルージェイズという新たな舞台で、どのような活躍を見せてくれるのか、今後の活躍から目が離せません。

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