エリック・マルテル

エリック・マルテル

エリック・マルテル（Eric Martel、2002年4月29日 - ）は、ドイツ・シュトラウビング出身のサッカー選手。ブンデスリーガの1.FCケルンに所属し、ミッドフィールダー（MF）としてプレーしています。

クラブ経歴

マルテルは、2010年にRSVイットリングでサッカーを始め、2017-18シーズンの開幕前にSSVヤーン・レーゲンスブルクからRBライプツィヒの下部組織へ移籍しました。ライプツィヒでは着実に成長を遂げ、2020-21シーズン開幕前にクラブと自身初のプロ契約を締結。

2020年12月22日には、DFBポカールのFCアウクスブルク戦において、試合終了間際の交代出場でトップチームデビューを飾りました。しかし、より多くの実戦経験を積むため、2021年1月15日にオーストリアのFKアウストリア・ウィーンへ1シーズン半のレンタル移籍を決断。

アウストリア・ウィーンでのデビュー戦は、累積警告による退場というほろ苦いものとなりましたが、出場停止明けからはレギュラーポジションを獲得し、中心選手として活躍。1シーズン半で公式戦56試合に出場し、貴重な経験を積みました。

2022年6月24日、マルテルはRBライプツィヒへは復帰せず、1.FCケルンへ完全移籍。ケルンと4年間の契約を結び、新たな挑戦をスタートさせることとなりました。

代表経歴

マルテルは、ドイツ代表としても各世代でプレーしています。2020年9月3日には、U-19ポーランド代表との親善試合で世代別代表デビューを果たし、以降も定期的に世代別代表に招集されています。今後の更なる成長と、フル代表での活躍が期待されています。

プレースタイル

中盤でのボール奪取能力に優れ、攻撃の起点となるパスセンスも持ち合わせています。また、献身的なプレーでチームに貢献する姿勢も高く評価されています。若手ながらも、戦術理解度が高く、様々なポジションをこなせるユーティリティ性も魅力です。

まとめ

エリック・マルテルは、ドイツサッカー界期待の若手ミッドフィールダーです。RBライプツィヒの下部組織で育ち、オーストリアでの武者修行を経て、1.FCケルンで更なる飛躍を目指しています。各世代のドイツ代表としても活躍しており、今後の成長が非常に楽しみな選手です。

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