エルミナージュII 〜双生の女神と運命の大地〜

Elminage II 〜双生の女神と運命の大地〜

『Elminage II 〜双生の女神と運命の大地〜』は、スターフィッシュによって制作されたロールプレイングゲームです。この作品は2009年10月にPlayStation Portableで登場し、2010年7月にはニンテンドーDS、さらに2017年3月にはニンテンドー3DSへと移植された人気シリーズの続編です。

概要

本作は、2008年にリリースされたダンジョン探索型3DRPGの続きとなり、前作「ハルドラ・イール」の後に創造された新たな世界「フィーナス・ラーデ」を舞台に冒険が繰り広げられます。プレイヤーは、自分で作成した顔アイコンを使用できる「フェイスロード」や、召喚したモンスターと仲間を結婚させ、新たな特殊能力を持つ子供を生み出すことができるユニークなシステムを楽しむことが可能です。2010年7月には、前作と同じくニンテンドーDSに向けた「DS Remix」が登場し、新たなダンジョンや特典が追加されています。

ストーリー

物語は、大地の女神フィオナと八つの神具によって守られていた「フィーナス・ラーデ」という世界から始まります。この地の女王ラグナスティアは、神官としてフィオナの声を聞く能力を持っています。彼女が平和な日々を送るビステール王国に突如、女神フィオナからの警告が届きます。それは、聖礎コントラキオに出現した邪霊が大地を侵食することと、八つの神具と女神の証が霧散する危機が迫っているという内容でした。

女王は兵を送りますが、戻ってきたのは半死半生の兵士のみ。この濁流のような混乱の中で、女王は古の言い伝えを想起します。それは、「聖礎に名を刻む者は、八つの神具を集める必要がある」というものでした。彼女は国民や軍、そして冒険者たちに命令を出し、八つの神具を集めることを厳命します。そして、各地から冒険者たちが集まり、共に大地を取り戻す冒険が始まります。

主な場所

1. ビステール
女神フィオナを奉じるラグナスティア女王が治める街。プレイヤーの拠点となります。

2. イスファルド
エルフの国であり、人間を嫌う者がいる地域でもあります。

3. サイマール港
物流の中心地で、商人たちが運営する港町です。

4. ガンドラ鉱山
高品質な鉄鉱石が取れる鉱山都市です。

5. セムナドク
空間神を奉じる宗教都市で、巨大な女神像が特徴です。

6. バロックフォート
ゴブリンとオーガが暮らす自給自足の砦です。

7. ルーベンブルグ
魔法学校があり、魔術や召喚魔法の研究が行われています。

8. マドリエ教会墓地
不気味な雰囲気漂う教会です。

主要人物

• - ラグナスティア

ビステールの女王で、フィオナの声を聞く能力を持つ神官でもあります。

• - コストー

カーネル商店の店主で行政局長を務める切れ者ですが、物の価値を理解していません。

• - リーファ（エルフ）

イスファルドの第一王女で、政治から遠ざけられ不満を抱いています。

• - ワルミット

サイマール港の大商長としてプレイヤーに依頼を提供します。

• - メルセンヌ

セムナドクの大司教で、人気があります。

本作では未知のモンスターや仲間との出会い、冒険が楽しめる要素が満載です。選択肢や戦略が豊富で、プレイヤーの行動次第で物語が大きく変化します。魅力的なキャラクターや緻密に設計された世界観が、プレイヤーを引き込む要因となっています。

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