エレンディラ・イバラ

エレンディラ・イバラ・クロール

エレンディラ・イバラ・クロール（Eréndira Ibarra Klor）は、1985年9月25日にメキシコシティで誕生したメキシコの女優兼脚本家です。彼女は主にテレビドラマや映画において、多様な役柄で知られており、特に『センス8』や『マトリックス レザレクションズ|マトリックス_レザレクションズ』のような国際的なプロジェクトに出演することで広く認識されています。

生い立ちとキャリアの始まり

イバラは、父親がエルサルバドルのテレビ局で働いているため、幼少期をカリフォルニア州サンノゼで過ごしました。彼女は芸能の道を志し、カスアズール演劇学校で演技の訓練を受けました。その後、2005年にホアキン・セグラの映画『Acapulco Golden』でキャスティングアシスタントとして活動を開始します。

女優としての初めての登場は、2005年の短編映画『Alivio』でした。年末には、フェルナンド・サリニャーナ監督の『Sexo, amor y otras perversiones 2』で聖母マリアの役を務め、その注目度を高めました。2007年には、テレビドラマ『Capadocia』に登場し、囚人役を演じることでさらに知名度を増しました。

映画とテレビドラマでの活躍

2008年、イバラは多くの観客に愛されるコメディ映画『Casi divas』に出演。続けてテレビ・アステカ制作のソープオペラ『Deseo prohibido』でも主要キャストに名を連ね、主人公の姉役を演じました。その後も、カデナ・トレス・デ・メキシコのドラマ『Las Aparicio』では、レズビアンのキャラクターを演じ、新たな試みをしながら活躍します。

彼女は2012年の『Infames』や2015年のNetflixシリーズ『センス8』でさらに成功を収め、特に後者では重要な役割を果たしました。また、同年にはTNTの人気シリーズ『Señorita Pólvora』でも活躍しています。

2017年から2018年にかけては、『インゴベナブレ』で重要な役割を演じ、国際的な認知度を高めました。2020年にはAmazon Prime Videoの『候補者 〜メキシコシティの闇〜』に出演し、注目を集めています。2021年には『マトリックス レザレクションズ|マトリックス_レザレクションズ』でレキシー役を演じており、再び国際的な舞台に立つこととなりました。

私生活と家族

エレンディラは、プロデューサーのエピグメニオ・イバラの娘です。また、彼女には脚本家として活動するナターシャ・イバラやプロデューサーのカミーラ・イバラという姉妹もいます。彼女の私生活では、2010年にベネズエラのモデルであるフレッド・ロンドーニョと結婚し、2017年に第一子となるロッコを出産しました。

まとめ

エレンディラ・イバラ・クロールは、20作品以上の映画やテレビ番組に出演し、演技だけでなくキャスティングアシスタントとしても活躍してきました。彼女の多彩な才能と活躍は、メキシコ国際業界での重要な存在感を示しています。今後の彼女の活動にも期待が寄せられています。

もう一度検索