エンジェル・マコートリー

エンジェル・マコートリー（Angel Lajuane McCoughtry）は、1986年9月10日生まれのアメリカ合衆国出身の女子プロバスケットボール選手です。ポジションはフォワードで、その卓越した能力と実績で広く知られています。

大学時代

マコートリーはルイビル大学に進学し、バスケットボール選手として目覚ましい活躍を見せました。ビッグイースト・カンファレンスでは、得点、リバウンド、スティールにおいて大学記録を更新するという偉業を達成。2006-07シーズンには、プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されるなど、その実力は高く評価されました。また、2007年にはパンアメリカン競技大会のアメリカ代表に選ばれ、金メダルを獲得しています。

WNBAでの活躍

大学卒業後の2009年、WNBAドラフトにおいてアトランタ・ドリームから全体1位指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。1年目には新人王を受賞し、その才能を証明しましたが、2012年には理由が明らかにされないままチームから外れるという出来事もありました。

海外での活躍

WNBAでの活動と並行して、マコートリーは海外のクラブでもプレーしています。2009-2010シーズンにはスロバキアのGood Angels Košiceに所属し、その後、2010年からはトルコの強豪フェネルバフチェ・イスタンブールに所属。ユーロリーグにも出場し、国際的な舞台でもその実力を発揮しています。

アメリカ代表としての活躍

マコートリーは、アメリカ代表としても数々の国際大会で輝かしい成績を収めています。2010年と2014年の世界選手権、ロンドンオリンピック（2012年）、リオデジャネイロオリンピック（2016年）では、いずれも金メダルを獲得。アメリカ代表の主力選手として、チームを勝利に導きました。

プレースタイル

フォワードとして、得点能力が高く、リバウンドやスティールにも優れています。特に、ディフェンスでの貢献度が高く、相手の攻撃を封じ込める能力に長けています。また、積極的なプレースタイルでチームを鼓舞するリーダーシップも持ち合わせています。

所属チーム

大学: ルイビル大学 (2005-2002)
WNBA: アトランタ・ドリーム (2009–)
* 国外クラブ: Good Angels Košice (2009–2010), フェネルバフチェ・イスタンブール (2010–)

エンジェル・マコートリーは、WNBA、海外リーグ、そしてアメリカ代表として、常にトップレベルで活躍を続ける、世界を代表する女子バスケットボール選手の一人です。

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