『
エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』は、2023年に
バンダイナムコエンターテインメントからリリースされたフライト
シューティングゲームであり、
エースコンバットシリーズの第15作目となります。この作品は、ナンバリングタイトルとして12年ぶりの新作で、ファンの期待が高まりました。
発売とプラットフォーム
本作は
2019年1月17日に
PlayStation 4|PlayStation_4および
Xbox One向けに発売され、続いて同年
2月1日にはWindows版が対応しました。特に
PlayStation 4|PlayStation_4版のみ、VRモードが利用可能で、プレイヤーは没入感のあるフライト体験を楽しむことができます。さらに、
2024年には
Nintendo Switch版のリリースが予定されており、これにより
エースコンバットシリーズは任天堂ハードに復帰します。
ゲームのコンセプトとテーマ
本作のキャッチコピーは「願い、救い、痛み、恐怖、空はひとつにつながらない」で、プレイヤーが経験する多様な感情を反映しています。また、ストーリーの背景には、過去の
エースコンバットシリーズからの要素が盛り込まれており、シリーズ全体の集大成とも言える位置づけです。脚本は『
エースコンバット04』や『
エースコンバット5』に関与した
片渕須直が手掛けており、ストーリーに深みと感情をもたらしています。
ゲームシステム
本作は新たなゲームエンジンにUnreal Engine 4を採用しています。これにより、よりリアルな天候表現や空中戦が可能となり、ゲームシステムには多くの新機能が追加されました。特に、雲の表現やそれに伴う飛行への影響が強化されています。たとえば、雲を通過することで視界が悪くなり、ミサイルの追尾性能が劣化することが展開され、これにより戦闘機の戦略的な移動が要求されます。
VRモードとマルチプレイ
PlayStation VRに対応したVRモードは、フライト
シューティングゲームの新たな進化を示しています。パイロット視点での操縦や機体の鑑賞が可能で、臨場感のある体験が提供されます。更に、マルチプレイモードが実装されており、プレイヤー同士での競い合いや協力が楽しめます。
ストーリー
ゲームの背景は、宇宙太陽光発電の目的で建設された国際
軌道エレベーターを巡る戦争に設定されています。物語は、
1999年の災害から始まり、大陸戦争へと進展し、エルジアとオーシアの間で激化する戦闘が描かれます。プレイヤーはオーシア軍のパイロット「トリガー」として数々の困難なミッションを遂行し、物語を進めていくことになります。
ストーリーは緊迫感満載であり、プレイヤーは数々の仲間や敵と関わりながら、選択が物語に影響を与える場面も多く展開されます。シリアスな戦争の展開が描かれる一方で、プレイヤーの成長や友情、信頼が重要なテーマとなっています。
制作と販売戦略
『
エースコンバット7』の開発には多くの注力がなされ、制作の段階からファンの期待に応えることが目指されました。また、シーズンパスや特別版の販売、DLC追加内容によってゲームの寿命を延ばし、多くのプレイヤーに支持されています。ゲーム内の更新や大型アップデートもつづき、コミュニティとの連携も大切にされています。
まとめ
『
エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』は、最新技術を駆使したリアルなフライト体験と深いストーリー性が融合した作品です。ファンだけでなく、新たにこのフライト
シューティングゲームに触れるプレイヤーにも楽しんでもらえる内容となっています。空の冒険の幕を開け、さまざまな空の戦士となるチャンスがここにあります。