オジサンズ11

『オジサンズ11』の概要

『オジサンズ11』（英語表記：OJISANS ELEVEN）は、2007年10月から2008年9月まで日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組です。この番組は元アナウンサーたちが集まり、様々なトピックについて議論を交わすことが主な内容でした。放送枠は毎週月曜の22:00から22:54で、特に沖縄県では別の局を通しての放送も行われました。

番組の特徴

この番組はハイビジョン制作で、字幕放送も提供されていましたが、収録の都合でリアルタイムで見えない場合もありました。番組名は、ハリウッド映画『オーシャンズ11』をモチーフにしており、新聞では「オジサンズイレブン」とカタカナ表記されていました。

最初の特番は2007年3月に放送され、10月に正式にレギュラー化されました。当初はニュースやテレビに関連するテーマが取り上げられ、出演者たちが独自に取材した内容を持ち寄る「ジャーナル・アイ」が番組の中心として位置付けられていました。リポーターとしての役割を果たすオジサンズはセンターに配置され、その周りでディスカッションが展開されました。

企画内容と出演者

レギュラー化された際には、視聴者からのネタ募集やリポーターのリクエストも取り入れられました。特に羽鳥慎一が女性の自宅を訪れて早朝に起こす企画や、徳光和夫がウルトラクイズの海外組に過去の不満をぶつけられる企画が人気を博しました。番組の進行は水道橋博士が担当し、各出演者はそれぞれの役割を持っていました。

毎回旬なお笑い芸人が参加し、出演者とのやり取りも楽しみな要素でした。また、身体を張った過激な企画もあり、視聴者を飽きさせない工夫がされていましたが、視聴率は1桁台が続き、初回こそ10%を超えましたが、以降は苦戦を強いられました。

生放送特番とリニューアル

2007年12月には生放送の2時間スペシャルが行われ、視聴率も良好でした。この回には秋葉原からの中継や逸見政孝の話題が取り上げられました。

2008年4月からはクイズ番組として大幅にリニューアルされ、形式が変わります。チーム対抗戦が導入され、各チームごとに問題を解くスタイルが採用されました。初回のクイズスペシャルでは、地元の有名人が参加し、クイズが盛り上がりを見せました。

終焉とその他の情報

最終回は2008年9月に放送され、番組は終了しました。『しゃべくり007』がその後の番組としてスタートしました。

この番組には数多くの司会者やコメンテーターが参加しており、番組内での彼らのやり取りや過去のエピソードが楽しめる内容となっていました。視聴者参加型の要素やクイズ形式により、多くの人に親しまれていた番組でした。番組制作の背景には、スタッフの工夫や視聴者との距離を縮めようとする努力が見受けられました。

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