オリエンタル・ダイヤモンド/くちびるモーション

PUFFYのシングル「オリエンタル・ダイヤモンド／くちびるモーション」

2007年9月5日にリリースされたPUFFYの24枚目のシングル「オリエンタル・ダイヤモンド／くちびるモーション」は、キューンレコードから発売されました。このシングルは、2つの楽曲が収録されており、どちらも異なる背景を持っています。

「オリエンタル・ダイヤモンド」

「オリエンタル・ダイヤモンド」は、全日空（ANA）の中国線就航20周年を記念して制作された楽曲です。この曲の歌詞は井上陽水が手掛け、メロディは奥田民生が提供しています。この作詞・作曲のコンビネーションは、1997年に発表された「渚にまつわるエトセトラ」以来の再タッグとなります。さらに、こちらの楽曲は、奥田民生からも特別な思い入れがあり、後に彼のシングル「無限の風」には本曲の宅録デモが収録されています。

「くちびるモーション」

一方、もう一つの楽曲「くちびるモーション」は、カネボウ化粧品のブランド「Lavshuca」のCMソングとして作られました。この曲は、吉井和哉によるプロデュース作品であり、普段のPUFFYとは違った新しい顔を見せるものでした。初めは吉井がこの曲のセルフカバーに対して慎重な態度を見せましたが、その後2009年にリリースされたシングル「ビルマニア」には、吉井自身によるバージョンが収録されることとなりました。実に興味深いのは、このシングルに収録された2つの曲がどちらもB面でセルフカバーされた点です。

収録曲情報

このシングルには以下の楽曲が収められています：
1. オリエンタル・ダイヤモンド
- 作詞：井上陽水
- 作曲：奥田民生

2. くちびるモーション
- 作詞・作曲：吉井和哉

3. ねじポーション
- 作詞：大貫亜美
- 作曲：NARGO（東京スカパラダイスオーケストラ）

このように、「オリエンタル・ダイヤモンド／くちびるモーション」というシングルは、特別なテーマを持った楽曲が収録されており、それぞれの作詞・作曲陣の個性的なアプローチが光ります。また、PUFFYが新たな音楽的挑戦を見せた点でも重要な作品です。楽曲の魅力とともに、その背景にもぜひ目を向けてみてください。

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