オリンピックのオーストララシア選手団

オーストララシア選手団は、オーストラリアとニュージーランドが合同で結成したオリンピック選手団であり、1908年のロンドンオリンピックと1912年のストックホルムオリンピックの2大会にのみ参加しました。この合同チームは短期間で解散し、第一次世界大戦後の1920年アントワープオリンピック以降は、オーストラリアとニュージーランドはそれぞれ独立した選手団としてオリンピックに参加するようになりました。

オーストララシア選手団の概要

オーストララシア選手団が参加した2回のオリンピック大会では、いくつかの競技で目覚ましい成績を収めました。特に、1912年のストックホルムオリンピックでは、合計7個のメダルを獲得し、これはオーストララシア選手団として最多のメダル獲得数となります。また、競泳競技においては、2大会を通じて合計8個のメダルを獲得しており、最も得意とする競技であったことが伺えます。

メダル獲得数一覧

オーストララシア選手団が獲得したメダルの内訳は以下の通りです。

夏季オリンピック


夏季オリンピック競技別


オーストララシア選手団は、その短い活動期間にもかかわらず、オリンピックの歴史にその名を刻みました。特に競泳競技での活躍は、両国の水泳界に大きな影響を与えたと考えられます。第一次世界大戦という時代の流れの中で、合同チームとしての活動は終焉を迎えましたが、その功績は記憶されるべきでしょう。

脚注

国際オリンピック委員会
Australasia at the Olympics- Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)

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