オリンピックのフィジー選手団

オリンピックのフィジー選手団

フィジーは、南太平洋に位置する島国であり、オリンピックには1956年のメルボルン大会で初出場を果たしました。以降、夏季オリンピックには継続的に参加していますが、1964年の東京大会と1980年のモスクワ大会には不参加でした。冬季オリンピックへの参加は遅く、1988年のカルガリー大会が初出場となっています。

フィジーの国内オリンピック委員会（National Olympic Committee, NOC）は1949年に設立され、1955年に国際オリンピック委員会（IOC）に承認されました。これにより、フィジーは正式にオリンピックムーブメントの一員となり、選手団を派遣する資格を得ました。

歴史的快挙

長らくメダルを獲得することができなかったフィジーですが、2016年のリオデジャネイロオリンピックで歴史的な快挙を成し遂げます。7人制ラグビー男子が圧倒的な強さを見せ、同国初の金メダルを獲得しました。この勝利はフィジー国民にとって大きな喜びとなり、国中が歓喜に沸きました。

続く2020年東京オリンピックでも、7人制ラグビー男子は連覇を果たし、その強さを世界に示しました。さらに、同大会では7人制ラグビー女子も銅メダルを獲得し、フィジーのラグビー競技における存在感を示しました。2024年パリオリンピックでも7人制ラグビー男子が銀メダルを獲得し、7人制ラグビーにおけるメダル獲得数で、世界でもトップクラスの国となりました。

メダル獲得数

夏季オリンピック競技別メダル数

フィジーは、7人制ラグビーを通じてオリンピックで目覚ましい成果を上げています。今後の大会での活躍も期待されています。

関連項目

フィジーのスポーツ

外部リンク

フィジースポーツ協会・国内オリンピック委員会 - 国際オリンピック委員会
オリンピックのフィジー選手団 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
オリンピックのフィジー選手団 - Olympedia（英語）

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