オレたちやってま〜す

MBSオレたちやってま〜すの魅力と歴史

『MBSオレたちやってま〜す』は、1997年から2003年まで毎日放送ラジオで放送されていたバラエティラジオ番組です。この番組は、アイドルや声優、お笑い芸人、ミュージシャンといった、多彩なパーソナリティが揃い、ローカル番組とは思えない豪華なラインナップが特徴でした。

番組の概要

番組のフォーマットは、様々な分野で活躍するタレントたちが集まり、トークを繰り広げるスタイルが人気を集めました。特に異なるジャンルのタレントが集まることで、普段は接点のないメンバー間の新しい化学反応が生まれ、リスナーには新鮮なエンターテインメントとして受け入れられました。

放送は主に東京支社スタジオから生放送され、各曜日の番組は「オレ月」「オレ火」といった具合に称されていました。番組の終了後も、後継の番組が多数放送され、同様のスタイルを引き継ぐ形となりました。これには『ヤングパーク』や『オレたちのヒロイン』などがあり、多くのリスナーに親しまれる存在となっています。

歴史的変遷

この番組は1997年10月にスタートしましたが、当初は木曜日の深夜にのみ放送されていました。その後、1999年には金曜日も追加され、その人気はますます高まりました。また、「MBS1179の日」として特別番組がテレビで放送されるなど、放送内容の幅を広げて行きました。

2001年春の改編では、放送時間が短縮されるとともに番組名が変わり、再編成が行われましたが、リスナーの支持を受けて放送は続けられました。また、2002年春には平日放送枠が縮小され、一時的に金曜日と土曜日深夜の放送となりました。

番組は2003年3月に放送終了を迎えましたが、その影響力は依然として大きく、後の番組にも多大な影響を与えました。

パーソナリティ陣

番組には多くの著名なパーソナリティが参加しました。例えば、TOKIOの城島茂や声優の國府田マリ子、人気お笑いコンビの極楽とんぼなどが名を連ねました。特に極楽とんぼは1998年からのレギュラーメンバーであり、彼らの独特のトークは多くのリスナーに愛されていました。

特別な事件

しかし、番組の歴史には波乱のエピソードもあります。1999年には金曜日のレギュラーに参加していた大森玲子が学校のイベント参加を理由に突然の長期欠席をし、その後降板することとなります。これを受けて、大阪府警から書類送検を受けたという報道があり、深夜の生放送ラジオの出演に関する労働基準法の問題も浮き彫りになりました。この事件は、番組の放送枠の見直しのきっかけにもなったと言われています。

結論

『MBSオレたちやってま〜す』は単なるラジオ番組にとどまらず、多様なタレントの個性が交わることで生まれた新しいエンターテインメントの形を象徴しています。その革新的なスタイルは、現在も多くのファンに受け継がれており、当時の記憶は今も色あせることはありません。

もう一度検索