オールウェイズ・オン・マイ・マインド

「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」（Always on My Mind）は、1972年にウェイン・カーソン、マイク・ジェイムス、ジョニー・クリストファーによって書かれた楽曲です。同年、グウェン・マクレーが初めて録音し、その後、ブレンダ・リーやウィリー・ネルソンなど、多様なアーティストによってカバーされ、時代を超えて愛されるスタンダードナンバーとなりました。

エルヴィス・プレスリーによるカバー

ロックンロールの象徴、エルヴィス・プレスリーもこの曲をカバーしています。1972年に録音された彼のバージョンは、当初「セパレート・ウェイズ」のB面としてリリースされました。しかし、その優れた出来栄えから、イギリスでは単独A面としてリリースされると、チャートに22週も留まる大ヒットを記録しました。エルヴィスの情感豊かな歌声が、この曲の魅力をさらに引き出したと言えるでしょう。

ペット・ショップ・ボーイズによるカバー

1980年代に一世を風靡したイギリスのポップデュオ、ペット・ショップ・ボーイズもこの曲をカバーしています。1987年、彼らは初主演映画『夢色の幻想』のためにこの曲のカバー・バージョンを録音しました。シンセポップのアレンジが施された彼らのバージョンは、本国イギリスで大きな成功を収め、デュオにとって3枚目の首位獲得シングルとなりました。オリジナルとは異なる、エレクトロニックなサウンドが、新たなファン層を開拓しました。

「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」は、多様なアーティストによって様々なアレンジでカバーされ、それぞれの時代に新たな魅力を放ってきました。この楽曲が持つ普遍的なテーマと美しいメロディは、これからも多くの人々の心を捉え続けるでしょう。

もう一度検索