オールナイトニッポン有楽町音楽室とは？意味をやさしく解説

オールナイトニッポン有楽町音楽室

『オールナイトニッポン有楽町音楽室』は、ニッポン放送の深夜番組『オールナイトニッポン』内で放送されていたラジオ番組です。この番組は、将来有望な新人アーティストを発掘することを目的としていました。パーソナリティは、バカボン鬼塚が務め、リスナーからの熱い支持を受けていました。

概要

この番組は、ニッポン放送が中心となって行っていた新人アーティスト発掘プロジェクトの一環として企画されました。番組と連動した様々な企画が展開され、定期的なライブイベントの開催や、番組収録、携帯電話などを利用した楽曲配信など、多岐にわたる活動を行っていました。これらの活動を通じて、新しい才能を発掘し、音楽業界に送り出すことを目指していました。

歴史

番組は、2006年 2月24日に『オールナイトニッポンR スペシャルナイト』枠内で『オールナイトニッポンR 有楽町音楽室』としてスタートしました。当初のナビゲーターは、コハ・ラ・スマート（バーレスクエンジン）が担当しました。

2006年 4月からは、毎月最終土曜日の27:00-28:30に放送されるようになり、1回の放送につき数組のアーティストをゲストに迎え、トークや楽曲の生演奏を披露する形式となりました。

2007年 4月6日には、『オールナイトニッポン』金曜1部に移動し、週1回のレギュラー番組として放送されるようになりました。この際に、ナビゲーターがコハ・ラ・スマートからバカボン鬼塚に交代し、様々な新コーナーもスタートしました。

2008年 4月11日が週1番組としての最終放送日となり、同年5月からは『オールナイトニッポンクリエイターズナイト』内の1コンテンツとして、原則として第4金曜日のみの放送となりました。それ以外の週には、ミニコーナー「有楽町音楽準備室」が設けられ、バカボン鬼塚が登場していました。

2008年 12月26日をもって月1回の放送も終了し、番組は幕を閉じました。

放送時間

毎月第4金曜日 25:00 - 27:00（ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネット）

主なコーナー

ピカスタ・オーディション！
リスナーからのデモテープを公開審査する新人発掘コーナー。
バカ押し
バカボン鬼塚お勧めの楽曲を紹介するオープニングコーナー。
今週の“ちょいピカ!”アーティスト
インディーズからデビューしたての新人アーティストを迎えるゲストコーナー。
有楽町エンタメタイムズ
映画と音楽の情報を週替わりで紹介するコーナー。
ミュージックドット押谷
リスナーから作曲シチュエーションを募集し、押谷沙樹がそれを元に番組内で曲を作るコーナー。

過去のコーナー

和サビ(わさび)
洋楽曲のサビに日本語詞をつける替え歌コーナー。
空詞(からし)
お題の有名楽曲の一部分の詞を変更する替え歌コーナー。
有楽町アカペラ相談室
悩みをアカペラで歌って解決するコーナー。
音楽百人一首
有名楽曲の一部分の詞だけで、歌手名と楽曲名を当てるクイズコーナー。
我ら妄想族
大物ミュージシャンのデビュー時代を勝手に妄想するコーナー。
まだピカ!ゴールドラッシュ（ミュージックヒーローオーディション）
リスナーから寄せられたデモテープを公開オーディションする新人発掘企画。
alutoのジングル始めました〜
リスナーからの質問・相談にalutoが答えをジングルとして歌うコーナー。

主なちょいピカアーティスト

aluto
雨ふらしカルテット
押谷沙樹
Canade i

ピンチヒッター（代役）

バカボン鬼塚が休む際に、様々なパーソナリティが代役を務めました。

滝沢秀明、香取慎吾、アンジェラ・アキ、玉木宏などが担当しました。

オールナイトニッポン 有楽町音楽室