カジノザウルス

カジノザウルス - 概要

『カジノザウルス』は1996年7月から1997年3月まで放送された関西テレビ制作のゲームバラエティ番組で、フジテレビ系列で流れました。番組は、KINCHOのスポンサーによって支えられ、毎週日曜日の22時から30分間放送されていました。1996年11月10日からは『カジノザウルス NEW』と改題し、新たな形式で再登場しました。

構成とルール

番組は200人の一般視聴者を集め、そこから勝ち抜いた1名がスペシャルステージで200万円を賭けるという流れがメインです。最初は「チョイス・ザ・カラー」と呼ばれる予選から始まり、本戦に進む7人を選出します。その後、勝ち残り方式で各種ゲームを通じて選ばれた残りの1名がスペシャルステージに進出し、成功すれば大金を手に入れることができました。

ゲームの流れ

前半では、まず予選ステージで7人が選出され、続いて「ワン・ツー・スリー」、「レッドドッグ」、「スリー・アロウ・ダーツ」に挑戦します。ここでも最後まで残った1名がスペシャルステージに挑戦する資格を得ます。そしてプロの女性ディーラーがルーレットを回し、玉がデッドゾーンに入らなければ200万円が獲得できる仕組みとなっていました。

後半の「ザウルスビンゴ」では、抽選で選ばれた4人がサポート役の芸能人と組み、本戦を戦っていきます。勝ち残り形式の方式は変わらず、最終的に選ばれた1組がスペシャルステージへ進むことができました。その中でも特に印象的だったのは、視聴者参加型のナンバーズゲームで、視聴者にも賞金が提供されるなど、視聴者との繋がりが強い形式でした。

カジノザウルス NEW

番組の改題リニューアル後は、毎週異なる芸能人が登場し、各自が自分の宝物を担保にしてゲームに挑む新しいスタイルに変わりました。ゲームは前半と同様の構成ですが、脱落者が宝物を没収される新ルールが追加されました。この没収された宝物は視聴者プレゼントとして活用され、番組を盛り上げる要素となりました。

参加したゲームの詳細

• - チョイス・ザ・カラー: マジシャンが動かしたカップやカードの位置を当てる。
• - ワン・ツー・スリー: ディーラーが出したトランプのカードを推測するゲーム。
• - レッド・ドッグ: 2枚のカードの間に入る数字を賭ける。
• - スリー・アロウ・ダーツ: ダーツのスコアを競い合う。
• - アトランダムポーカー: 職業を推理しなければならないポーカー形式のゲーム。
• - キング・オア・クイーン バカラ: 性別を当てるゲーム。
• - ザウルスルーレット: ルーレットを使った最終ステージ。参加者が設定したデッドゾーンに入らないことが求められる。

司会者と出演者

番組の司会は島田紳助が務め、彼が都合が悪い時には彼の代わりにそのまんま東が出演する形で進行されました。その他、実況アナウンサーやアシスタントが番組に華を添え、視聴者参加型のゲームを盛り上げるための工夫が施されていました。

終了と影響

『カジノザウルス』は、関西テレビのバラエティ番組枠において最後の番組となり、その後は共同制作による新たな情報番組に移行しました。日本のテレビ界における視聴者参加型番組の一つの形として、多くの記憶に残る作品となりました。

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