カツヤマサヒコSHOW

カツヤマサヒコSHOW

番組概要

『カツヤマサヒコSHOW』は、2013年10月12日から2017年3月25日までの約3年半、サンテレビで放送されていたトーク番組です。この番組は、勝谷誠彦にとって初めての冠番組であり、そのスタートは元々深夜のアダルトバラエティ枠で行われました。勝谷自身は、当初番組名を『夜の知事室』としたいと考えていましたが、制作陣によって却下されました。彼の番組制作に関して、やしきたかじんが「勝谷を使ってやれ」といったエピソードもあり、これが番組誕生のきっかけとなりました。

番組の構成

この番組の特徴は、雑誌編集長である勝谷がMCを務め、アシスタントの榎木麻衣が彼の部下となるトーク形式です。番組は、行きつけのバーを舞台にし、各界の専門家たちとの本音トークが繰り広げられます。このため、セットもバーをイメージしたデザインになっており、リラックスした雰囲気を醸し出していました。勝谷自身はこの番組を「日本一の教養番組」と位置づけていました。

放送の歴史と他のネット局

番組は2014年10月からTOKYO MX2でも放送されましたが、2015年3月には打ち切られ、その後テレビ熊本でも放送が始まりました。また、2016年5月からはGYAO!にて配信が行われ、対談部分だけをまとめたバージョンが公開されました。全177回の放送をもって番組は終了しましたが、勝谷はその後、2017年の兵庫県知事選挙に無所属で立候補しました。

出演者

番組のMC、勝谷誠彦は、様々なゲストを招き入れてトークを展開しました。主な出演者には、アシスタントの榎木麻衣の他、バーテンダーの宮本賢治や、さまざまなモデルが含まれていました。具体的には、今堀恵理やMIKI、神崎紗衣、岩下えみなどが出演し、シーズンごとに顔ぶれが変わっていました。

特徴的なコーナー

特に人気があったのは、勝谷が推薦する飲食店を紹介するコーナーであり、神戸、大阪、京都など関西圏の店舗が度々取り上げられました。これにより、視聴者にもその地域の魅力を伝えることができました。

書籍化

放送の内容は書籍化され、既に3巻が出版されています。書籍には、テレビでは語り尽くせなかった裏話や対談の内容が含まれています。

追憶特番

番組は2019年1月14日に、勝谷誠彦が前年に死去したことを受け、追憶特番として再放送されました。この特番は、彼の功績や生前の貢献を振り返る内容となり、多くのファンに支持されました。

結論

『カツヤマサヒコSHOW』は、勝谷誠彦が自身のスタイルを貫き、視聴者との距離を縮めるトーク番組として、多くの支持を集めました。そのユニークな構成やゲストとの本音トークは、今でも記憶に残る番組として名を刻んでいます。

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