カバディ日本代表

カバディ日本代表

カバディ日本代表は、アジア競技大会をはじめとする国際競技大会に参加するチームです。この代表チームは主に大正大学の在学生や卒業生から成り立っていますが、近年ではカバディの普及が進み、選手構成に変化が見られるようになっています。

カバディは1990年にアジア競技大会で正式種目として導入されて以来、日本代表も毎回の大会に参加してきました。その道のりは決して平坦ではなく、様々な試練を乗り越えながら成果を積み上げてきました。

アジア競技大会の歴史

1980年代末にカバディがアジア競技大会に加わったため、1990年の北京大会において日本代表は初めての挑戦をしました。この大会で日本は4位という結果を残しましたが、その後の大会でもしばしば順位が思うように上がらないことがありました。1994年の広島大会でも再び4位となり、1998年のバンコク大会では5位に終わります。

2002年の高雄大会では、強豪バングラデシュを破る快挙を成し遂げたものの、最終的にはマレーシアに敗れ、メダル獲得には至りませんでした。

しかし、2010年の広州大会では日本代表は遂に銅メダルを獲得し、厳しい競争の中での成績向上を証明しました。続く2014年の仁川大会では残念ながら予選を全て敗退し7位に沈む結果となり、2018年のジャカルタ／パレンバン大会にも同じく7位という成績を収めました。これらの大会は、日本代表にとって今後の課題と成長の糧となっています。

カバディワールドカップ

アジア競技大会だけでなく、カバディの国際大会としてワールドカップにも出場しています。2004年のインド・ムンバイ大会では準々決勝で敗退し、2007年のパンヴェル大会では3位を獲得しましたが、2016年のアーメダバード大会ではグループリーグでの敗退となりました。このように、国際舞台での経験は日本代表にとって貴重なものとなり、今後のさらなる精進を促しています。

歴代選手

ここまでの旅路の中で、多くの選手たちが日本代表を支えてきました。新田晃千、山岸勇大、井藤光圭、松橋耕二、高野一裕、櫛笥亮恵、高橋弘実、長島崇道、下川正將（現キャプテン）、河野貴光、澤津慎、阿部哲朗、松本圭祐など、多彩な選手がチームの歴史を築き上げてきました。これらの選手たちは、それぞれの時代において強い意志を持ってプレーをしてきたことでしょう。

今後の展望

カバディの人気は徐々に高まりつつあり、将来的にはこの競技が日本国内でもさらに認知されることが期待されます。次の大会での成功を収めるために、選手たちは日々努力を重ねており、多くの新しい選手たちも投入されています。これからのカバディ日本代表の活躍から目が離せません。

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