カラ (Bank Bandの曲)

Bank Bandが2025年1月29日にリリースした7作目の配信限定シングル「カラ」は、音楽フェスティバル『ap bank fes '25 at TOKYO DOME ～社会と暮らしと音楽と～』のために制作された楽曲です。

背景

2025年2月15日、16日に東京ドームで開催された『ap bank fes '25』は、『ap bank fes』としては約1年半ぶり、イベント史上初の屋内開催となりました。「カラ」はこのイベントのために制作され、ライブで初披露されました。

制作・音楽性

作詞は櫻井和寿、作曲とプロデュースは小林武史が担当しました。

小林武史は楽曲について、「まだ知りえない世界や想いとのつながりや希望をファンタジーとしての広がりや入れ物に委ねるような構造を作ろうと思って作った」と語り、現実だけではやり切れない思いを込めたことを明かしています。また、櫻井和寿の歌詞と歌入れによって、現実社会のカオスの海を渡っていく姿勢を追体験したような新たな化学反応が生まれたと述べています。

櫻井和寿は、「僕らがこの社会で、世界で、関わり合って生きていることに、大きな喜びと誇りを持ちながら胸を張って歌いたい」とコメントしています。

コーラスには、アイナ・ジ・エンド、上白石萌音、Salyuという豪華なメンバーが参加しています。

リリース・プロモーション

Bank Bandとしては「forgive」以来、約3年10か月ぶりのオリジナル楽曲となります。本作の収益は全額、令和6年能登半島地震の復興支援金に充てられます。

収録曲

1. カラ [4:52]
作詞：櫻井和寿 / 作曲・プロデュース：小林武史

ミュージックビデオは楽曲の発売と同時にap bankの公式YouTubeチャンネルで公開されました。監督は柚葉 (DRAWING AND MANUAL) が務め、櫻井と小林に加え、ダンサーとしてアオイツキ（アオイヤマダ・高村月）が出演しています。

外部リンク

Bank Band「カラ」 - YouTube
* 「カラ」 - 歌ネット

「カラ」は、音楽を通して社会と繋がり、人々に希望を与えるBank Bandの想いが込められた楽曲です。復興支援という目的も持ち、多くの人々の心に響く作品となっています。

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