カリー・ペイトン

カリー・ペイトン（Khary Payton、1972年5月16日生まれ）は、アメリカ合衆国の俳優、声優として多岐にわたる分野で活躍しています。彼のキャリアは、アニメーション、ゲーム、テレビドラマと幅広く、多くのファンに愛されるキャラクターを演じてきました。

特に知られているのは、アニメシリーズ『ティーン・タイタンズ』でのサイボーグ/ビクター・ストーン役でしょう。この作品で彼は、サイボーグの力強さと人間味を巧みに表現し、子供から大人まで幅広い世代の視聴者を魅了しました。また、『メタルギアソリッド4』ではドレビン役を担当し、ゲームファンからも高い評価を得ています。

ペイトンは、声優としての才能も高く評価されており、数々の人気アニメやゲームで声の出演をしています。例えば、『ベン10』シリーズではヘックスなど複数のキャラクターを演じ分け、『ヤング・ジャスティス』ではアクアラッドやブラックマンタといった重要なキャラクターを担当しました。近年では、『トランスフォーマー アドベンチャー』のグリムロック役や、『ライオン・ガード』のラフィキ役など、その活躍はとどまるところを知りません。

ゲーム業界でも、カリー・ペイトンの声は欠かせない存在です。『メタルギアソリッド4』のドレビン役をはじめ、『X-Men Legends II: Rise of Apocalypse』のビショップ役、『Marvel: Ultimate Alliance』のブレイド役など、多くのゲームで重要なキャラクターを演じています。また、『インジャスティス:神々の激突』や『インジャスティス2』ではサイボーグの声優を担当し、ゲームファンからも熱い支持を受けています。

テレビドラマへの出演も忘れてはなりません。『エミリーの恋愛バイブル』ではゲイのジョッシュ役を演じましたが、残念ながらアメリカ合衆国では一話のみの放送となりました。近年では、『ウォーキング・デッド』でエゼキエル役を演じ、その存在感を示しています。また、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではペンギンの王様の声を担当し、新たなファン層を開拓しました。

カリー・ペイトンは、サイバネティックなアフリカ系アメリカ人を演じることが多いため、同じような役柄を演じることのあるドリアン・ヘアウッドと間違われることもあります。しかし、彼の独特の声質と演技力は、他の追随を許さない唯一無二のものです。これからも、カリー・ペイトンの活躍から目が離せません。

もう一度検索