カルロス・バトレス

カルロス・バトレス（Carlos Batres、1968年4月2日 - ）は、グアテマラ出身の著名なサッカー審判員です。身長177cm。

母語はスペイン語であり、英語も流暢に操ります。国際舞台でのデビューは1996年、ワールドカップ予選のパナマ代表対カナダ代表戦でした。以降、数々の重要な国際試合で審判を務め、その実績を積み重ねてきました。

主要な国際大会での担当試合

バトレス氏は、特に以下の国際大会で重要な役割を果たしました。

2002 FIFAワールドカップ
グループA: デンマーク代表 vs セネガル代表
決勝トーナメント1回戦: ドイツ代表 vs パラグアイ代表

2002年のワールドカップでは、グループリーグと決勝トーナメントでそれぞれ1試合ずつ担当し、その的確な判断で大会の円滑な運営に貢献しました。

2010 FIFAワールドカップ
グループC: アルジェリア vs スロベニア
グループF: イタリア vs ニュージーランド
準々決勝: パラグアイ vs スペイン

2010年のワールドカップでは、グループリーグ2試合に加え、準々決勝という重要な試合の審判も担当しました。パラグアイ対スペイン戦では、両チームの激しい攻防を冷静に見極め、公平なジャッジを下しました。

カルロス・バトレスは、その豊富な経験と語学力、そして何よりも公平なジャッジによって、世界中のサッカーファンから尊敬を集める審判員です。彼の審判としてのキャリアは、グアテマラのサッカー界にとっても大きな誇りと言えるでしょう。

参照:
List of prospective 2010 FIFA World Cup referees (PDF)

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