カルロス・ヒメネス

カルロス・ヒメネス・サンチェス（Carlos Jiménez Sánchez、1976年2月10日 - ）は、スペイン、マドリード出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションはスモールフォワードで、205cmの身長を活かしたプレーが持ち味でした。

プロキャリア

1994年、CBエストゥディアンテスの下部組織に入団し、1996年にトップチームへ昇格しました。エストゥディアンテスでは中心選手として活躍し、12シーズンに渡ってチームを牽引しました。2006年には、ウニカハ・マラガへ移籍し、新たな挑戦を始めました。

2011年には、古巣であるCBエストゥディアンテスへ復帰し、2012年に現役を引退しました。長年にわたるプロキャリアを通じて、スペインバスケットボール界に大きな足跡を残しました。

スペイン代表としての活躍

カルロス・ヒメネスは、スペイン代表としても輝かしい実績を残しています。世界選手権には、1998年から3大会連続で出場し、2006年の世界選手権では優勝に貢献しました。これは、スペイン代表として唯一の記録です。オリンピックにも2000年シドニー大会、2004年アテネ大会と2大会連続で出場し、2008年北京オリンピックでは主将を務め、チームを銀メダル獲得に導きました。

数々の国際大会でスペイン代表を牽引し、そのリーダーシップと高いパフォーマンスで、国内外のファンを魅了しました。

プレースタイル

スモールフォワードとして、得点能力だけでなく、リバウンドやディフェンスでもチームに貢献できるオールラウンドな選手でした。特に、勝負強いメンタルと、チームを鼓舞するリーダーシップは高く評価されていました。また、長年の経験に裏打ちされた戦術眼も持ち合わせており、状況に応じた的確な判断でチームを勝利に導きました。

引退後

引退後もバスケットボール界との関わりを続け、解説者や指導者として活躍しています。彼の経験と知識は、次世代のバスケットボール選手の育成に貢献しています。

主な実績

2006年 世界選手権 優勝
2008年 北京オリンピック 銀メダル

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